こないだ遂にクリアしたイースVIII(記事:PS4版イースVIII プレイ日記Part32)。音楽について語ってたら切りがないが思い出が色褪せないうちに感想や雑感、推測などを書いていこう。

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雑感

e-onkyo musicにてハイレゾ版のオリジナルサウンドトラック完全版を購入。96kHz/24bitのFLAC形式なので総ファイルサイズは3.09GBにも及ぶ。アルバム購入特典は345x345サイズのカバー画像と完全版ブックレットのPDFのみ。カバー画像は既にFLACファイルに埋め込み済み。ブックレットは相も変わらず簡素な作りで面白みが皆無。少しはフィリスのアトリエOSTで曲別コメント付きのブックレットを作ったガストを見習って貰いたいものだ。

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EDクレジット見ると今作も作曲者は園田隼人さんと宇仁菅孝宏さん。あと一行スペース空けて神藤由東大さんと真我光生さんもクレジットされてる。この二人は外部メンバーだから区切りとして離してるんだろう。二人はこれまで通りならアレンジのみ関わってる筈になるけど今作は何故か誰がどの曲をアレンジしたかという表記がブックレットに載っていない。また外部から招いた奏者も担当曲の表記がない。タグ付けに非常に困るんだが。これは単に書き忘れたか全曲担当しているからかそれとも敢えて有耶無耶にするためなのかは不明。聴いた限り全曲アレンジ&生演奏したって事はないだろう。じゃあ書き忘れか敢えてぼやかしたか。ファルコムは昔からクレジットに秘密主義なところがあるから何か理由があってなんだろうな。それにしても近年のファルコムゲームでアレンジャーとして活躍してくれた岡島俊治さんや上倉紀行さんと新生jdkBAND結成を機に縁が切れちゃったっぽいのはとても残念。

サントラの感想はゲームのストーリーラインに沿うように少し曲順を組み替えつつ書いていこう。ただこれからゲームやる人のネタバレになるといけないからなるべくプレイの楽しみを奪う言葉は避けつつ。

リスニング環境はいつも通りヘッドホンはAKG K712 ProとオーディオカードはAsus Xonar Essence STX、再生はfoobar2000。

感想

LACRIMOSA OF DANA(タイトル、イベント)

ゲーム始めて早々に心奪われたこの切なくも希望を感じさせるメロディが今作の運命のテーマメロディ。ワルツのようにたゆたうメロディが運命に抗いながら使命を果たさんとするダーナの心模様を映してるかのよう。本編では惨劇後のダーナが苦悩するシーンでも使われてて特にそのシーンで使われてたのが印象深くて感慨深くなる。――メロディ的に作曲は園田さんかな。サウンドの感じはOpening Ver.と違う気がしてアレンジも込みだろうか。フェードアウトせず終結部あり。

LACRIMOSA OF DANA -Opening Ver.-(オープニング、???)A

東亰ザナドゥに続いてアニメ絵になったオープニング曲は哀愁と悲劇と決意に満ちていて今作のエッセンスが全て詰まっている。ブラスを含むフォルテが耳をつんざくがそれがまた立ちはだかる強大な力とダーナの決然さをあらわしてるかのよう。OPの他にあのフィールドでも使われててこちらは小太鼓が出てくるところからカットしてリピートする仕様。決意の終着点であり始まりだった。――アレンジは壮麗なサウンドと生音のヴァイオリンが入ってることからして神藤さんだろう。

BEING SLOW ON THE WAVES(ロンバルディア号、イベント)

驚いたのはイース7で聞き覚えのあるこの曲が流れたこと。まだ見ぬ大きな冒険へ向けて胸が高鳴るワクワク感に満ちた曲なので冒険の船出で使うには打ってつけだったんだろう。他に悲願となるふたつの古代種勝利後イベントでも流れててこのときは一転して色々な感慨に浸らせてくれもして一粒で二度美味しい曲。しかしこうして今作で使われたことから恐らく今後のシリーズの船シーンでも使われるテーマ曲となりそうだ。――作曲はやはりこうゆう曲調だと園田さんになるか。アレンジ手法も神藤さんと違い手が込んでなく音像がやや近めになってる感じがある。

A MODEST BANQUET AT LOMBARDIA(歓迎会)/A PLEASANT MOMENT(未使用曲)

船内の歓迎会で流れた曲だが慎みある晩餐といったところ。実は完全版サントラに収録された未使用曲『A PLEASANT MOMENT』はこの曲のアレンジ。いやどっちが先かは分からないが。でも未使用に終わったみたいでもしかして”愉快な瞬間”という訳からしてロンバルディア号絡みの楽しいイベントとかで使う予定だったのかも。例えば例の古代種から勝利後の宴や彼が執り行ったあの進水式や最後の出港シーンとか。

DEADLY TEMPTATION(汎用ボス戦1)

イントロからハードに畳み掛けてきて初っ端から燃えたぎるようにヒートアップ。シャープに切り込むエレキや唸るツーバス連打も激しく血湧き肉躍り火花散るボス戦に相応しい曲だ。最初に使われたのは例の触手戦だがこの攻撃的で滾る曲調は獰猛なアヴァロドラギル戦に似合う。――尖鋭な曲調から宇仁菅さん作曲だろう。

SUNSHINE COASTLINE(名知らず海岸、大峡谷流域・浜辺)B

タイトル通りまさに海岸線から日の出が登っていくかのような冒険への幕開けを感じるイントロにはアドル以上に自分の胸が高鳴った。疾走感と爽快感に溢れてたサウンドが最高に輝かしくてプレイがほんと楽しくて仕方がなかったな。まさに海岸の陽射しを浴びながらドライブしているかのよう。ピアノの彩りがまた洒落た格好よさを引き立てる。個人的に好きなのがAメロの27秒のフレーズ。Bメロも好きだしサビも切なくも青春の息吹を感じるような甘酸っぱさがあって大好きだ。今作最初のフィールドに相応しい冒険への期待とワクワク感でいっぱいのとびきりなナンバーだ。――アレンジが東亰ザナドゥ『Seize the day』とサウンドが酷似していて同じくアレンジを手掛けられた真我さんで間違いないと思う。真我さんはドラムの使い方が華々しくて特徴的。生録楽器が入ってるか分からないがベースは打ち込みじゃない気がする。

SMASH UP!(イベント戦、ししょー戦、???戦)C

ししょーとの戦いの印象が強いが曲順的に確かラクシャと出会ってふたりの初めての共同作業戦で流れたんだったかな。あと”あの人”との戦いでも使われたな。雄々しくワイルドな曲で見た目ゴリラ(失礼w)のししょーと野生児リコッタとの戦いには打ってつけだ。後半どんどん高まっていくところが熱い。――エレキの音といいやたら粒立ってるキックドラムの音といい他とはアレンジの毛色が違う感じがある。この癖の強さはどこかでと思ったら前年リリースの東亰ザナドゥ『Raging Rush』と似てるんだよね。あの曲もそうだがこちらも作曲者が見えてこない。

ALONE ON THE DESERTED ISLAND(イベント)

冒険途中のイベント曲としてよく流れた。どことなく寂しげなメロディと奇怪な無人島らしさをあらわすような戯けた伴奏がいかにも未開の地を探索している感があって気分を浸らせてくれたな。

A WATERDROP IN THE DARK(水音の洞窟、水源の滝、滝裏の鍾乳洞、東の海岸洞窟、古王の巌窟)

洞窟の曲だけに最初は地味な印象だったが清涼感のある主旋律の音や邁進させるかのような伴奏や後半の思いを馳せるかのようなメロディといい意外と聴かせる。

THE DRIFTING VILLAGE(漂流村1)

最初は長閑な曲の印象しかなかったけどずっと村で暮らしてたらこの何気ない日常感のある曲が流れることのありがたみが冒険から帰る度に身に沁みたな。漂流村のみんなの故郷へのノスタルジーも溢れんばかりだ。サビ後の物寂しげな表情が特にぐっとくる。

A FOOTPRINT IN THE WET SAND(白浜岬、遠鳴り浜、ロングフォーン海岸、望郷岬、日の出ヶ浜、奇岩海岸)

”砂浜の足跡”というタイトルだけあって浜辺など海沿いの汎用フィールド曲として使われてたな。そのせいかどことなくサマーバケーション感のある開放的で晴朗なサウンド。メロディだけ聴くといつもの奮い立たせてくれる曲調だがフィールドに合わせたアレンジひとつで全然印象がガラリと変わるのが音楽の面白いところ。こうした南国感があるのも今作の舞台ならではだな。――メロディからして典型的な園田さん曲と思われる。

SOUND OF NIGHT(野営イベント)

夜を彩ってくれる憩いの音楽。この打ち解け合うようなサウンドに身を委ねてお互い心の交流を深めたあの夜。語り合ってみんなそれぞれ心の内を知れた。もうみんなすっかり家族だ。しみじみと心が満たされていく。

WOODS OF ELEVATED CORAL REEF(隆起珊瑚の森、大石柱の風穴)

冒険を始めて最初の難関として立ちふさがった隆起珊瑚の森。アコギのリフや小刻みなパーカスに生い茂る草木を感じさせ穏やかなトーンながらもまだ見ぬ冒険へ胸高鳴らせてくれた。ただハチやカニやセイウチの大群に悩まされた苦い思い出の場所でもあるが後半から森の中を一筋の光を追って邁進していくようなメロディには勇気づけられた。曲調的にアレンジを少し変えると閃の軌跡の街道曲とかにもなりそうだ。――サビからして園田さんっぽい。

LOST IN GREEN(名知らず海岸、大峡谷流域・浜辺、水と森の丘)

イントロから笛の切ないメロディに心奪われる。サビへ向けノリよく高揚していくのも熱い。サビのどこか哀愁を帯びた笛には孤軍奮闘感があって心を打つ。マリンバっぽい木質な音色の彩りも効果的で雰囲気を盛りたてる。個人的に『水と森の丘』のフィールド曲の印象があるんだが初めて流れたのは実は『名知らず海岸』の内陸側の沼があるところ。『WOODS OF ELEVATED CORAL REEF』同様にこちらも緑を感じる曲だ。

RED LINE -021-(迎撃戦)C

プレイ中は戦闘が忙しくてあまり曲が耳に入ってこなかったんだが賑々しいイントロとサビ後のリフレインするようなフレーズだけは妙に耳に残ってたな。改めて聴くともちろんこれも格好よくてサビが終わって後半じわじわっとヒートアップして盛り上がるところがエキサイティング。勢いだけじゃなくテクニカルに緻密に作られてて聴き応えもある。タイトルの”RED”はやはり赤毛のことだろうか。”21”ってのは年齢の意味かもしれない。まぁこじつけてそうなタイトルではあるがw ――ドラムといいエレキといいアレンジのテイストが『SMASH UP!』と酷似し曲調も似てる。そして東亰ザナドゥ『Raging Rush』とはサビがかなり似てて紛れもなく同一作曲者。でもやはり作曲者が誰かは見えてこない。

OVERCOME THE ROCKY PATH(大峡谷流域・高原、獣たちの丘、風見丘陵、西麓高原)

猿や大猿が闊歩して厳しい戦いの連続だった『獣たちの丘』の印象が強い。勇ましくも青空の下を駆けるかのような爽やかさ。ピアノで彩ったあと切なくも勇壮に盛り上がるサビには奮い立たされ転調してからのサビには胸が熱くなる。

ERODED VALLEY(侵食谷、イベント)

侵食谷の薄暗くも青白く光り輝くダンジョンにぴったりな幻想的で清涼感に満ちたる曲。綺羅びやかな音も心地いいが洞窟に響き渡ってるかのようなパーカスの音も心地良い。カエルとか嫌らしい敵が多い洞窟の曲なのに安らぎを感じるこのリラクゼーションなサウンドにはボーっと暫く立ち止まって聴いてしまうほど心奪われたな。因みに何故か某総督の登場シーンでも流れた。――作曲はこういったミステリアス系もお手のものと思われる宇仁菅さんだろうか。

NIGHT SURVIVOR(追加曲:夜のフィールド)

夜は夜行性の獣の時間でもあるというわけで昼で流れてる音楽よりも騒がしくなる。イントロこそピアノで洒落込むかと思いきやシンセでけたたましく喧騒的に鳴り響くもメロディアスな展開が楽しい。後半はピアノで彩ってサビの奮い立たせてくれるようなメロディには鼓舞させられる。獣や虫の音を模したかのような音も面白い効果。プレイ中は忙しいのと戦いの辛さで失礼ながらうるさく感じてしまったんだがそれが申し訳ないぐらいエキサイティングな曲だ。本編ではなかったサウンドのテイストだからいいアクセントになった。

INVISIBLE EXIT(イベント)

彼のお陰で村に危機が迫った時に流れたイベント曲だが個人的には最終局面の村で流れてた時が一番印象深い。後ろで鳴り響くパーカスがどことなく空の軌跡3rd『最後の選択』を彷彿させられ否応なしに身が引き締まったな。シチュエーション的にもそれに似た感じがあったように思う。

CRIMSON FIGHTER(汎用ボス戦2)

古代種戦でも使われてたが一番印象に残る場面は彼との戦いかな。『DEADLY TEMPTATION』同様に沸き立つようなイントロが格好良すぎでテンションアガットしかない。タイトルの訳は”紅い戦士”ってことで紛れもなくアドルを指してるんだろうけどダーナ編のボス戦曲としても使われててあれもアドルが見る夢だから辻褄的に合ってはいるのか。そうゆう展開もあってかエレキはアドル、ヴァイオリンはダーナをあらわしてるようにも聴こえふたりで掛け合いながら戦ってると思うとさらに胸熱になる。途中静かになるところから盛り上げていく展開はときには倒れそうになってもふたりは決して諦めないという不屈の精神を感じさせられもする。最後はアドルがリードしながら駆け抜けていくってとこだろうか。『DEADLY TEMPTATION』が”硬”としたらこの曲は”柔”って印象。しかし『DEADLY TEMPTATION』は古代種専用、こっちはそれ以外用として使い分けてるのかと思ったがそうでもなかったな。――こちらも宇仁菅さんっぽくはある。

RICORDO(イベント)

好感度イベントやしっとり系イベントで流れそして何より彼との別れの時、過去のダーナと彼女との別れの時に流れていた時が一番印象深い。タイトルは誰かの名前かと思ったらイタリア語で”メモリ”、つまり思い出という意味でそう思うと色々なシーンが感慨深く蘇ってくる。琴線に触れてくるメロディとサウンドでプレイ中でも一際印象深かった。ピアノとシンセだけじゃなく周りのカランカランした音がこの曲の良さを引き立てているんだよね。アレンジの裁量ひとつで印象がガラリと変わるのが音楽の面白いところ。

YESTERDAY IN ETANIA(大樹の寺院)

夢見るダーナ編で流れてくるのはピアノとチェンバロがリリシズムを織りなす淑やかで美しい寺院で流れるに相応しい音楽。ただプレイ後の今となっては望郷の念にかられる切ない曲になってしまった。そしてゲーム終盤にダーナとあの娘との時を越えた再会の時にも流れていて涙する…。あの頃を思うと胸がいっぱいになるなぁ…。

THE SIBYLLINE ROAD(ダーナ編:大峡谷、トワル街道、ティティス参道)

ギターには哀愁が漂い笛にはダーナの孤軍奮闘ぶりが伝わりキックドラムにはダーナの決然とした意思の強さを感じさせ感慨深くなる。健気に駆け回ってるダーナを彷彿させられ目から涙が…。当時はもちろんそんな事はつゆ知らず初めてダーナを軽快なメロディに乗せて植樹祭へ向けて動かした時は胸が弾んだものだ。――メロディ的に園田さん作曲ではなかろうか。

HOME FROM HOME(漂流村2)

チェロが追加されててプレイ時は全く気がつかずサントラで初めて知ったぐらいの小さな変化。でもこの小さな変化が大きな一歩となる。彼の脅威が去ったあとに流れたいわゆる平和の日々をあらわし最後のあの段階でも流れてて言いようがない郷愁にかられた。これでもう立派な村音楽になった、でもさよならだ。家族みんなの思い出の証。決して色褪せることはない。

GENS D'ARMES(ジャンダルム)

ボス戦かと思うぐらいやたらハイテンションだが道中がボス並に歯ごたえある古代種揃いのジャンダルムを登る音楽に打ってつけだ。イントロから既に雄々しく白熱。リピートして溜めに溜めるA・Bメロからテンション高まるが後半サビのツーバス連打を伴ってどんどんボルテージが高まっていく豪壮さには興奮させられ滾る。エネルギッシュ過ぎて熱気が溢れんばかり。まさにツーバスを連打するかのようにジャンダルム頂上を目指しドコドコドコと登っていく、そうゆうイメージだろうか。――こういった曲調と構成だと宇仁菅さん作曲で間違いないだろう。テイストが同じく宇仁菅さんと思われる東亰ザナドゥ『Believe It!!』に似てる。

ALL-OUT ATTACK!(追加曲:制圧戦)C

迎撃戦以上に忙しくてろくに音楽が耳に入ってこなかったので曲の記憶がない。でも改めて聴くともちろんこれもホットでエキサイティングですぐ気に入った。弾けるドラムとワイルドに迸るエレキには血が騒ぐ。エレキは生録っぽくて追加曲でクレジットされたKosuke.Fさんのプレイだろうか。初めて聴くが豪快で中々好みの弾きっぷり。以前アニゲーイレブンに出演してたロンゲの兄ちゃんと同じ人だろう。シンセで荒ぶったあとの後半のメロディはエールを送ってるかのようで燃え上がらせてくれる。サイレンっぽい効果音も面白い演出。――やはりドラムは弾けてて曲調もアレンジも『RED LINE -021-』とテイストが似ているように思うが果たして。

NEXT STEP TOWARD THE UNKNOWN(天崖山道)A

新たな北部方面へ向けて不安もあるがそれを払いのけるような期待に胸膨らませる力強い高揚感には燃え上がらせてくれた。これぞイースって曲調でもあるな。間奏の颯爽としたギターソロがまたしびれる。――プレイ時に聴いたときから神藤さんアレンジだろうなと予想してたがサントラとして聴いても明らかにサウンドが他と雰囲気が違ってゴージャス。ヴァイオリンもエレキもベースも生録感あるから間違いなくそうだろう。バンド編成にストリングスを入れたりオーケストラヒットも神藤さんがよく使う手段。この曲はフェードアウトせずに終結部付き。

ROYAL CAPITAL 《AIGIUS》(王都アイギアス)

ダーナのお忍びで散策したアイギアスはエタニア人の活気で溢れんばかり。鄙びた伴奏と木管のメロディでプレイ時には長閑で平和な暖かい曲として聴いてた。でもやはり後を思うとこのうららかさが切なくもある…。どうでもいいことだが最初のオーボエのフレーズが閃II『ただひたすらに、前へ』の冒頭と少しばかし似て聴こえてプレイ時はそれが気になってたな。――こういったメロディだと園田さん作曲だろうかな。

A SLOW AND DEEP BREATH(ティティス原始林、ロディニア湖沼地帯)

鬱蒼としたフィールドの雰囲気らしく湿度高めでまどろみに溢れるような。マイナスイオンが出ていそうな陶酔感だ。後半の諦観するようなしみじみとしたメロディがこれまた心に沁み入る。こういった妖しい雰囲気ならあの狡猾な古代種が出ても不思議じゃない。

GREAT PLAINS: PAN-GAIA(パンガイア大平原)

古代種しかいない地獄フィールドだがこんなヒートアップした熱い曲を流されたら鼓舞されないわけがなかった。時にグアナノドンにコテンパンにされても雄々しく決然とした胸高鳴るボルテージには魂を揺さぶられ奮い立たせてくれた。フィールドを口笛吹きながら駆け抜けるようなサビの疾走感には恍惚するばかり。二段構えのサビは最初は遠くで聴こえて段々近く聴こえるかのような奥行き感があってパンガイア大平原のスケール感をも感じさせられる。プレイ時はAメロが閃II『Awakening』後半のサビに似ているなとか書いてたが実際サントラとして聴いたらそんなわけはなかった。――メロディといい構成といい紛れもなく宇仁菅さん作曲ではなかろうか。

ONE DREAM, ONE REALITY(エタニア遺跡、テンペル参道、ダーナ編:建国史回想)

シチュエーション的にも『ROYAL CAPITAL 《AIGIUS》』のアレンジだろう。ひとつの夢でありひとつの現実であり…。この場所に確実に存在した人々の息吹を感じ入り追慕する…。ただただ切なく万感胸に迫る…。

RIDDLES OF THE LABYRINTH(追加曲:地下聖堂)

ダーナ編ではフィールドだけじゃなく地下でもダーナの不思議なダンジョンよろしく冒険が待っていた。弾むような颯爽としたイントロや後半からのサビにはダーナがひとり孤軍奮闘してる様子をあらわしてるかのようだ。暗くて厄介なダンジョンだがシンセで軽快な雰囲気を出してくれて救われる。――Bメロからサビへの感じといいやはり園田さんになるか。

DANA(ダーナのテーマ)

時を越えたふたりの出会いで流れたが特に終盤とエンディング間際のあのシーンで使われてたのが印象深い。ダーナの純真無垢さが楽曲の透明感にあらわれてるかのよう。悠久の時を超えて希望を胸に抱いてるかのような調べには心を打つ…。オーボエでアイギアスのテーマが入るとみんなを一人でも助けたいというダーナの健気な想いが切実に痛感させられ胸がしめつけられる…。そして再びオーボエでサビが奏でられるとあのシーンを思い出してしまい悲壮さと切なさで感動が押し寄せる…。もう涙なしには聴けない曲となってしまった…。ホルンによる余韻がこれまた味わい深い…。

ICLUCIAN DANCE(アドル編:トワル街道、見晴らし峠、悠久の丘、 ダーナ編:ロディニア街道、古ガンナ参道、エタニア王家私有道 )B

ダーナ加入後のフィールドで流れるだけあって彼女の見た目通りエキゾチックに舞踏のように。さながらラテンの音楽だ。跳躍するヴァイオリンやころころ転がるお洒落なピアノ、弾むようなパーカスが軽妙で痛快。後半ピアノのオブリガードを伴いつつヴァイオリンが高まっていく展開もエキサイティング。その後リズミカルに荒ぶるところもスリリング。この曲が流れたフィールドで特に印象に残るのはダーナが希望を胸にあの場所へ向かう道中。この曲の疾走する切なさはまるで悲劇に苛まれたダーナを急き立てつつ鼓舞させてるかのようだ。――ヴァイオリンの生っぽい感じから外部アレンジだが神藤さんというより真我さんのアレンジと見たほうが頷けるか。ピアノやパーカスが特徴的なので多分そうだろう。神藤さんだともっとリッチな雰囲気がある。作曲者はまるで見えてこないな。これもエコー処理で終結部あり。

DONI DELLA TERRA(好感度イベント)

束の間の休息。オースティンとダーナによるセッションを楽しんでいただこう。ダーナののびのびとした澄んだ笛の音は清々しくオースティンの確かな技術に裏打ちされた竪琴の伴奏も素敵だ。こんなチャーミングな音楽がエタニア時代から時を越えて伝わってきたと思うと感慨深い。タイトルはイタリア語で”大地の恵み”という意味。あの時代にも豊かな芸術の恵みがあった。

CREVICE OF THE ARCHEOZOIC ERA(始生代の大穴)

核心にひたひたと迫るようなドラマチックさ。あそこは水に入る展開もあるから滴が落ちて響き渡るかのような音も入ってて面白い仕上がり。後半からストリングスで『ROYAL CAPITAL 《AIGIUS》』のメロディも入ってて場所的にも関連付けしてるのだろう。

OCEANOS(ボス戦)

そして遂に幕開けた憎き相手との戦い。漂流村一丸となってこの一戦に賭ける熱い想いが音楽にも込められてオケにもエレキにもロック魂が宿る。燃え上がるみんなのボルテージには気合を入れられ否応なしに奮い立たせてくれた。――曲調からして典型的な園田さんの曲だ。

THE VALLEY OF THE KINGS(王家の谷)

運命の日を乗り越えダーナの希望を乗せて。場所が場所だけに荘厳だがバーバリズム感のあるパーカスのリズムには力づけられ感慨深げなメロディには色々な想いが込み上げてくる。サビに『LACRIMOSA OF DANA』のメロディも入っていそうだ。まさに終幕へのクライマックス感。

GARDEN OF CELEN(セレンの園)

そうして到着した全ての想いが集まる場所。やはりダーナの気持ちが込められてるので『LACRIMOSA OF DANA』のメロディで織りなす神聖な雰囲気には心が洗われるかのよう。そうして想いはいっぱいになり溢れるかえる…。それを予見させる後半の盛り上がりには感慨無量。

AT THE END OF DISASTER (追加曲:地下聖堂・最終試練の間)A

”災害の終わりに”というタイトルだけど実は地下聖堂の最後のフィールドにだけ使われてた。確かにあの場に『RIDDLES OF THE LABYRINTH』の快活な曲調は合わないだろうけどでもあの短いフィールドのためだけにわざわざ作るんだから贅沢。それか未使用になりそうな曲を当てたのかもしれないが。アコギとピアノでジャジーにお洒落にそして切なく。哀愁漂うサビが心に沁み入る。ここの部分のギターが気持ちいい。個人的にはあの場面だけじゃなく王都があんな事態になってからダーナがあの場所へ行くまでのフィールド曲として使っても良かった気がする。確かあの時は『ICLUCIAN DANCE』が流れてたけどこの曲の方がシチュエーション的には合っていそうだ。――サウンド的にアレンジは神藤さんっぽいなぁ。

HOPE ALIVE (追加曲:ボス戦)B

可憐なピアノのイントロとは裏腹に死に物狂いで臨んだ彼女との戦いだが曲は裏腹に軽快でメロディアス。彼女の可愛い無邪気さが曲にもあらわれてるかのようだ。でもBメロには初代としての使命感、サビには幾千年の時を越えた歴史を感じさせ彼女のことを思うと切なく感慨深くなる。――生音のヴァイオリンだしドラムの感じからアレンジは真我さんだろうか。でも今までからするとちょっとドラムが抑えめ。真我さんの担当曲は作曲者が見えてこないケースが多いがこの曲もどうだろうなぁ。

YOU'LL SEE OUT THE END OF THE TALES(見届けの丘)

意訳すると”おとぎ話の終わり”という意味深いタイトルで終わってみれば確かにそうゆうことだった。ロケーションの異次元感に合わせたエレクトロポップな曲でノリの良いテンポも相まって否応なしにテンション高まる。ファルコムゲームにおいて終盤のこの手の曲調は定番でもあるな。後半『LACRIMOSA OF DANA』メロディが意気揚々と流れ時を越えた想いがいよいよ叶うと思うと胸が熱くなる。

CORRIDOR OF THE LOST AGES(各道)A

最初に入ったところが海ということもあり『SUNSHINE COASTLINE』のように海と陽射しを感じるかのような眩しい爽快さが気持ちいい。特に切なげなBメロに心打たれ想いが溢れるようなサビには胸が熱くなる。終局のフィールドで流れるとは思えないポップで甘酸っぱい曲だ。――サウンドが壮麗で凝ってるしエレキも生っぽいので神藤さんアレンジと思われる。

VOLITIONAL DECISION(各アニムス戦)B

イントロから決然とした『LACRIMOSA OF DANA』のメロディに気持ちが昂ぶる。対想念ということで両者の想いがぶつかり合う舞台で流れるのは『LACRIMOSA OF DANA』をロックアレンジしたかのようなノリのよさ。意外性があるボス戦曲だがこの前向きな軽快さが束縛から開放されて想いが実るこの後の展開を思うとこの場面に即してるといえる。ピコピコしたところが終わった後の感傷的で切なげな展開が特に心に響く。――後半のピコピコしたアレンジが今までにないテイストだし硬い芯のキックドラムが暴れてるので真我さんアレンジだろうか。

THEOS-DE-ENDROGRAM(ラスボス戦)

勇壮な戦い模様を描いていくが途中エレキに導かれながら『DANA』のメロデイが決然と流れてストリングスで切なげに『LACRIMOSA OF DANA』が流れる展開には感極まる…。まごうごとなきダーナがラクリモサへ抗うという意味合いだ。――曲調からして園田さん作曲かな。

MAIA(マイアのテーマ)

全ての仕掛け人の夢見る人のテーマ曲。どこか愛おしさがありながら物悲しい調べが心に沁み入る。やはり彼女にも何か悲しい物語がありそうだ。後半チェロのメロディは暖かくて包容力を感じさせられる。それが彼女のああゆうはからいへのあらわれかもしれない。そして地下聖堂で最後のイオとの語らいの場面でも流れててつまりそうゆうことだった。

ABYSS BEYOND DREAMS(はじまりの深淵)

この曲が真のラスダン曲ということになるがファルコム作品でここまでアンビエントに無機的な曲って珍しいんじゃなかろうか。

ORIGINE DELLA VITA(ラスボス戦1、???戦)C

生命の起源とひたすら獣狩りをさせられた戦い。周囲から獣が群がる様子を模してるかのような四方八方火花散らすパーカスが音響的痛快。例の癖のあるアレンジで『RED LINE -021-』に通じる曲調とサウンド。だからある意味迎撃戦・制圧戦の延長線上の総まとめな戦いでもあったのかもしれない。だからこうゆう発奮させる曲が打ってつけでもある。ま、裏ボスとのトラウマ曲でもあるがw ――この暴れるドラム系列はアレンジと作曲者が見えてこないが間奏ソロは打ち込みじゃなく生録のエレキっぽくてすると外部アレンジになるから真我さんになるか。となるとこの系列はアレンジに関しては真我さんと確定出来そうかなぁ。相変わらず作曲者は不明。

A-TO-Z(ラスボス戦2)C

これまでのファルコム王道のシンフォニックメタルだったりクラシカルだったりするラスボス曲とは違ったテイストで最初聴いた時は驚いたな。上がり下がりして跳躍するヴァイオリンはコミカルですらある。熱気や荘厳さとは違うスタイリッシュな格好よさというんだろうか。熱気や高揚感や格好良さなど色々な感情が一気呵成に迸りピアノの彩りもお洒落。後半ヴァイオリンが下降してリフレインするところやシンセの鳴りっぷりが特に痛快。最初は曲の言いようがないパトスに押されて良さが分からなかったが何度も聴くとこの癖のあるメロディとサウンドに病み付き。新時代のイースに相応しいファンタスティックな曲だ。――弾けるドラムといい華麗なピアノといいサウンド的にアレンジは真我さんだろう。『ORIGINE DELLA VITA』ともテイストが似ている。ヴァイオリンが『ICLUCIAN DANCE』の音色と弾きっぷりに似ていてやはりあちらも真我さんということになる。パズルのピースがはまるかのように段々と判明してくる。

EVERLASTING TRANSEUNT(エンディング)A

『LACRIMOSA OF DANA』のメロディに導かれて有終の美を飾る。ダーナはいつでもどこでも一緒にいる…。それを感じさせてくれる余韻のあるイントロには胸を打つ…。そして主部はダーナの思い出に馳せる。情感豊かなチェロの響きには慰められるように暖かく包まれる…。彼女といた数ヶ月あの時の思い出を絶対に忘れない、忘れることなんか出来るものか。泣きのギターには心を揺さぶられ目頭が熱くなる…。そしてダーナの笑顔を思い出し感情が絶え間なく込み上げる…。ダーナはもういない、でも思い出の中で永遠に生き続ける…。最後の鈴の音がダーナが去っていく様子を現してるかのようで余韻を噛みしめる…。――アレンジは紛れもなく神藤さんだな。クレジットにチェロ奏者として山岸孝教さんの名前があったけどこの曲で起用してたようだ。今回ヴァイオリン奏者がお二人クレジットされてるがこの情感豊かなヴァイオリンはきっと長野昭子さんだろうな。すると真我さんサイドのアレンジ曲はもうひとりの伊藤真理子さんがヴァイオリン担当ってことになるな。

VANISHING TRAIL (追加曲:旧地下聖堂)

あの頃の余韻を感じさせるイントロが侘びしくて心に響く…。もうあの頃の思い出も精霊さんたちもいない…。主部に入ると予想外にアダルティ。イースでサックスってのは新鮮だ。そうしたセンチメンタルな曲だがあのダンジョンは厄介過ぎてちょっとトラウマな曲になってしまってるw しかし”消えた足跡”という意味深なタイトルなのに最後のあれは何とかして貰いたかったなぁ。わざわざ専用曲用意したんだからもう一手間ぐらいは。


DANA -EVERLASTINGLY- (未使用曲)

”ダーナは永遠に…”という訳になるだろうか。もしかしてエピローグのどこかで使う予定だったけど取りやめたのかもしれないな。例えば彼女がああなったあのシーンに『DANA』の代わりに使うことを考えてたとか。実際当てはめたらしっくりこなかったから使わなかったのかも。確かに仮にこの曲があのシーンで流れるのなら『DANA』のほうが相応しいかもしれない。もちろんこの曲が流れたとしても違和感なく感傷に浸れただろうけど。個人的に曲順通りだと落差が激しい『A-TO-Z』と『EVERLASTING TRANSEUNT』の間に挟みたい。

RODA -ORGEL-(イベント)

ダーナに贈った『銀のオルゴール』から流れてきたのはまさかの『RODA』だった。イース世界の繋がりを感じる素敵なはからいだったな。逆にあの大樹のイベントとかでRODAを流さなかったのは賢明だったな。

CRYSTAL OF MELODY(イベント)

どこで使われたか記憶がなかったが自分のブログを探して分かった。『小さな金の理晶柱』はダーナの時代では音や光が出せるおもちゃ。それを実演してくれた時に流れたんだったな。どことなく『DANA』のメロディが入ってるかな?

他におまけの曲として『GOOD NIGHT』は殆ど利用しなかった野営のお泊り音楽で『TREASURE BOX』はイース伝統のお宝発見音楽。

まとめ

全67曲中で57曲も特に何度も聴きたいお気に入りがあった。レイティングも五つ星ばかりで二つ星以下の曲がない。今回も未来に残る珠玉の楽曲ばかりで大満足。イースらしさを受け継ぎつつも新たなイース音楽の方向性を打ち出せたな。

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前作イース7やセルセタの樹海(リメイクだが)は共通したメインテーマがなく色々な方向性の楽曲があっちこっちあって散漫だったが今作は柱となるテーマメロディ(DANA、LACRIMOSA OF DANA、ROYAL CAPITAL 《AIGIUS》)により音楽面においてもストーリー性が生まれたと思う。特に終盤のダーナを中心に話が展開していくフィールドや戦闘で確固たる背景を持ったテーマメロディが流れてくると否応なしに意識させられ気持ちが昂ぶった。この心奪われるメロディを生み出せたことが今作の大成功の要因のひとつでもあっただろうな。軌跡シリーズもそうだったがこうゆうアレンジ手法は楽曲に意味を与えることが出来る強みがある。

あと久々にファルコムらしさ全開の楽曲が揃っていたな。前作東亰ザナドゥはメロディというよりサウンドで魅せるタイプの曲が多かった印象だが今作はメロディ最優先で耳に残らない曲がない。例のイベント曲ですら聴かせる。もちろん東亰ザナドゥとイースとでは根本が違うから音楽性も違って当たり前だがやはりファルコムゲームのキモはメロディアスで耳に馴染みやすい音楽だなと改めて再認識した。いやもちろん東亰ザナドゥの音楽の方向性も好きだけどね。


ハイレゾの音質は当たり前だが問題なし。ただ前作の東亰ザナドゥと比べたら音圧や低音が少し引っ込んだかな。両作を連続して聴くとそんな印象を受けてイースVIIIは少しボリュームを上げたくなる。とはいえ僅差の話でありあくまでも個人の主観。一般的には十分高音質で不満に思う人はまずいないレベルだろう。


ファルコムのハイレゾ版で今まで気になってた曲間が1秒程度しかないという問題。今作は大体4秒ぐらい間があって長すぎず短すぎずでこれなら少し余韻を感じてから次の曲へ移行できて適切だ。

ただリピート問題は相変わらず解決せず。前作セルセタの樹海はほぼ全てリピートしてくれたけど今作は収録時間の関係でCDに収まらないからノーリピート。仮に全曲リピートしたら5枚組ぐらいになりそうだからコスト面を考えてノーリピートになるのは分かる。でもやっぱりなぁ…。特に今作は短めの曲がずらずらっと並んでるから余計物足りなくなる。例えばハイレゾ版は時間の制約がないんだから全曲リピートという付加価値があってもいいし完全版サントラはファンからの反応を知ってから発売するのだから人気曲だけリピートしてくれるとかやって欲しかった。昔から音楽を大事にしてるファルコムなんだからもっとユーザー本位なサービスを期待したい。

以下は素人の戯言。

毎度の答え合わせが出来ない不毛な作曲者予想だが今作はさらに編曲者予想も加わり混迷を極める。それぞれの予想は上の曲別感想で書いたとおり。アレンジに関してはほぼ合ってるんじゃないかと思う。Aグループに区分けした4曲は神藤さんで間違いない(AT THE END OF DISASTERは自信ないが)。Bグループ3曲、特に『SUNSHINE COASTLINE』は東亰ザナドゥ『Seize the day』とアレンジが酷似してて真我さんで間違いない。Cグループはそれとは違うテイストがあって一応アレンジの傾向から真我さんと見做してるけど確信は持てないな。

作曲者はどうだろうか。ある程度確信がもてる曲は上の曲別感想に書いてみたけどその他はまだちょっと分からない。でも恐らく半分ぐらいはメロディアスな曲作りが多いと思われる園田さんではなかろうか。宇仁菅さんも上で触れた曲などが多分そうだと予想。園田さんよりモダンなセンス、歌謡的なメロディにならずリズムが際立つ、曲の構成もアレンジを変えた繰り返しが多い印象。お二方とも一応空の軌跡時代から追い掛けてて特徴は分かってきてるしそういった特徴が出やすい曲調の時は分かりやすいが自分がまだ捉えていない曲調があるだろうしカメレオン的にガラリと手癖を変える時もあるだろうから確信はない。それに退社された方のストック曲もあったりしたら余計分からなくなってくる。

そして自分的に一番謎なのがメロディのテイストは違えどアレンジの方向性は似ているBとCのグループ。どちらもアレンジは真我さんだと予想がついてきたが作曲者がまるで見えてこない。Bグループは分からないが少なくともCグループは園田さんでも宇仁菅さんでもないような気がするんだよね。いや上で書いたとおり確信はもてないが。可能性としては過去作からのストック曲やクレジットされない理由がある新人がチームに入ったとかがあるけど…もしかして真我さん自身がどちらかのグループを作曲してるのかもしれないな。ただそれがBだとしたらCグループの謎は残ったまま。逆にCだとしたらBはお二方の可能性のほうが高い。東亰ザナドゥでも真我さんが初参加してからCグループみたいな『Raging Rush』が出てきたし。こう考えていくと色々と辻褄は合う。こうなってくると以前のファルコムでアレンジを担当されてた岡島俊治さんや上倉紀行さんも作編曲してる可能性も高いな。特に岡島さんの担当曲はセルセタといい閃の軌跡といいメロディのテイストが似てる気がするんだよね。

いずれにせよやはり予想でしかない。答え合わせというわけでもないが最新作の閃の軌跡IIIのサントラを聴いていけばある程度見えてくるだろう。もしまた真我さん参加でCグループみたいなサウンドの曲調の曲があればかなり真実に近づいてるってことになるのではなかろうか。

今作は竹下遼さんの曲はなさそう。東亰ザナドゥ『Sensitive Game』で一曲掘り起こされたがさすがにもうストックは尽きたかな。

しかしこうして聴いていくと閃の軌跡の頃に退社された籾山紗希さんの曲の個性が見えてくる。例えば恐らくだが碧の軌跡『偽りの楽土を越えて』『天の車』『Miss You』や閃の軌跡『旧校舎の謎』『鉄路遥々』『翡翠の公都バリアハート』などは籾山さんではなかろうか。もちろん他にもいっぱいあるだろうけど。

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