これでVitaプレイ時の肩のコリと眼の疲労から少しは解放されるだろうし最近劣化してきた初代Vitaのバッテリーの持ちの悪さにイライラすることもなくなるかな。あとHDMIキャプチャーボードのRagnoGRABBER(記事:
DC-HC1に替えてRagnoGRABBERを購入)があるからスクショを連発して撮れるようになるのも嬉しいしそのスクショをWi-Fi経由でPCに移動する手間もなくなって楽ちんになる筈。

本体の他の付属品は電源ケーブルとACアダプターとHDMIケーブル。説明書は勿論英語だが何故かフランス語でも書いてあった。

想像通りVita TV本体はちっこくて軽くて可愛い。色は国内仕様の白じゃなく黒。黒いとホコリとかが目立つからあまり好みじゃないんだが仕方ない。

モジュラーケーブルとマイクロUSBケーブルは付属していないのを開封してから気付くという。でも余らせて使ってないケーブルがあって助かった。そうして配線していったけど本体が軽くてちっさいからケーブルに引っ張られる感じになってしまい逆に扱いづらい。置き場所もこのサイズだと押し込んでしまいがちだがゲーム起動させて遊んでみたら本体が結構熱くなってたのである程度風通しいいところに置いておきたい。

最初はHDMIキャプチャーボード介さずに普通にディスプレイに接続してみた。海外仕様のVita TVだとアップデートが進んでて最初からPS4のデュアルショック4がそのまま使えるのがPS3手放した身としてはありがたい。起動させたら早速3.60へのアップデートがあった。操作感は海外仕様だからSteamやXboxと同様に○と×が逆だけど慣れると問題なさそうかな。ページを剥がすのは当然タッチじゃなく○ボタンだけどこれはこっちの方がやりやすい。剥がすアニメーションがまどろっこしいが。広告ページみたいなのが出てくるのは知ってたけど剥がす度に必ず出てきてしかも海外仕様。剥がすことは出来ず方向キーで移動するしかない。日本語ならまだしもさすがにこれだと無意味過ぎて鬱陶しいけどでも我慢するしかない。VitaとVita TVはスペックとしては同じだがホーム画面においては体感的にTVの方がサクサク動いてくれてる感がある。多分タッチパネルとコントローラー操作の差だろうな。他に特に書きたいことも思い浮かばないぐらいVitaと同じ要領で使えて一応新ハードだというのに新鮮味がないぐらい。画質についてはそのまんま引き伸ばした感があって粗さが分かるけどそれは分かっての購入なので問題なし。でも液晶ディスプレイ越しだと少し色合いが薄まってる。やはり有機ELディスプレイは最強だったってことか。

で、ここからが大変だった。いざHDMIキャプチャーボードのRagnoGRABBERのHDMIポートにケーブル繋ぎ変えても映像がアマレコTVに出ない。繋ぎ直したりVita TVを再起動させたりアマレコTVの設定を見直したり色々手段試しても黒い画面のまま。もしかしてキャプチャーボードが壊れたのかと思い試しに出力が確実なPS4のHDMIケーブルを挿してみたら…やはりこっちも映らない…。マジでキャプチャーボードが壊れたのか…これならVita TV買った意味が半減してしまうなぁ…。ま、大きな画面と手にフィットするコントローラーで遊べるんだからいいかと諦めてたがそういやPC自体の再起動試してないなとやってみたら――映ったw ほんとまずやってみるは再起動、これが一番大事だな。
アマレコTVは最新の4.01が出てたのでインストールし直したんだがこれだと音声デバイスで「Timeleak HD Capture」を選んでも音がエラーで出ず他のデバイスに変えても出ず。これにも悩ませられたが OS側の再生デバイスのサンプルレートを48Hzに落としたら解決。ちゃんと
FAQページは読んでおかないとダメだね。
コントローラーはPS4のデュアルショック4を使用。最初はマイクロUSBケーブル経由で繋げて起動させて設定。あとはケーブル繋がなくてもペアリング済みだからワイヤレスで動いてくれるようになった。でもこれだとPS4で遊びたい時はその都度USBケーブル繋ぎ変えて接続し直さないといけなくて面倒。その面倒な過程さえ妥協すればひとつのコントローラーで不満なく遊べるんだけどコントローラーをより酷使してしまうのが気になる。――色々考えたけどやっぱりコントローラーは2つあった方が何かと便利だろうというわけで後々もうひとつ買い足そう。また出費が増えてしまうが…。
――というわけで後日もうひとつデュアルショック4を買った。色は黒。黒は嫌とか言いつつ敢えて黒を選んだというw Amazonだとあまり色の選択が出来なくてクリアは好きじゃないし青や赤もおもちゃっぽいし白選ぶのも芸がないので結局消去法で黒にした。他のグレーブルーやスチールブラック欲しかったけど何故か数千円高かったから仕方なし。これで2つのDS4になったけど最初だけそれぞれUSBケーブルで繋いでペアリング。その後はワイヤレスでもPSボタンでそれぞれペアリング済ませたPS4、Vita TVを起動してくれるようになったから便利。やっぱVita TV買うならそれ使い専用のコントローラーは必須だね。(2016/08/08に追記)

VitaからVita TVへの移行だけどメモリカードを差し替えるだけでそのまま引き継げた。セーブデータもそのまま使えたしDLする手間もなかったしこれは楽ちん。SONYのことだから認証出来ないとかいちゃもんつけてくるかと思ってたがw あ、でもあとでWikipedia見たら本体に1GBのメモリーカード内蔵してるんだな。それなら今はDLゲームやってないんだしセーブデータはPS Plus経由で持ってくればいいしでメモカ差し替えずそのままプレイしてもよかったな。
本体の外観にはインジケータがひとつだけ。白色で 眩しくもなく暗くもなく普通の明るさ。起動させてる時やコントローラー充電させてる時に光るけどそれ以外でもたまにいつの間にか光ってる時もある。VitaのPSボタンみたいにお知らせとか新着情報があったら光る仕様なんだろうか。
ちなみにワットチェッカー「TAP-TST8」で消費電力を計測してみた。スタンバイ時は0.3W、起動させたらメニュー画面では1.8W、ゲームプレイ時は大体2.6W前後ぐらい。Vitaを充電してる時は6.2Wぐらいだったからそれよりも低いとは驚き。まぁ使い続けてたら消費電力の差は大してないんだろうけどね。
コントローラーのPSボタンを押してビープ音もなく無音で起動、もちろん前回の状態からスタンバイで立ち上がり瞬時に続きからプレイが出来る…Vitaでも同じなんだけど体感的に何故かVita TVの方が快適さがあるな。それはやはりもうバッテリーの減りに悩まされなくてもいいのとVitaより数十グラム軽いコントローラーの方が持ちやすいのと大画面(といってもアマレコTV経由だと中画面って感じだが)でプレイできるアドバンテージがあるからかな。携帯機を据え置き型スタイルで遊ぶコンセプトは素晴らしいと思うんだが何故ヒットしなかったんだろうなぁ。もう二度とSIEからVita TV的なものは出ないかと思うと残念だ。

クロッピングは黒地が見えないギリギリのところをサイド、8ドットと6ドット分削ってるけどその分画像サイズも削られてしまうのが難点。 でも以前PS3でFF13シリーズやTOGfをキャプってた時はちゃんと1280x720で画像保存してくれてたんだけどあれは何でそう上手くいったんだろうかな。 クロッピングしても1280x720でキャプれる設定を試行錯誤で探ったけどどうにもならず。確かに以前クロッピングした上できっちりHDサイズでキャプれたんだけどその時のアマレコ設定がなくなっててどうやってたか失念したのが悔やまれる。

アマレコTVでプレイしてる時の遅延についてだがほんの極僅かに遅れてる感じがする。例えばメニュー画面でカーソル動かしてると分かる。でもじっと見なければ気付かないレベルだし実際東亰ザナドゥみたいなアクションゲームやっても違和感なくプレイ出来てるんだから特に問題なしかな。ちなみにPS4ゲームははっきりと分かるレベルで遅延してた。多分60fpsに対応出来てないからだろうな。
最後はHDMIキャプチャーボードの
レビューになってしまったなw というわけで遅まきながら買った輸入版のVita TVは自分のプレイスタイルにドンピシャリでもっと早く買えばよかった。でも安く買えたんだし結果オーライ。いい買い物が出来て満足。
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