ダーコーヴァ戦に立ち向かうはコルネリウスだった。確かにイングウェイとは確執があった。さらにコルネリウスの父親も繋がってくるのか。さてまた戦うことになるがまたまたスキルや装備を割り当てし直さないといけないから面倒くさい。そして倒したコルネリウスの元にベルベットが、イングウェイも正気に戻ったが自暴自棄になるも冷静に分析。どうやらグッドエンドへの道筋が通ってきた。ただイングウェイは果ててしまい…。そういやメルセデスといい感じになってたのをすっかり忘れてた。結ばれることのない悲恋なのは変わらず…。
2戦目のガロン戦はオズワルドの出番。ガロンの見た目がもう終焉だけどね。いやそれにしてももうこいつは面倒くさい。ほんと召喚してくるやつら鬱陶しい。悲鳴を上げているのはこっちの親指だよ。オズワルドの父親はエドガー。エドガーというといまだに真っ先にFF6のエドガーを思い浮かべてしまうな。
3戦目はメルセデス。やっと姫様にセリフありの意味のある活躍をさせられる。ただ国は燃えイングウェイとの悲劇の再会になってしまったが。オニキスはボス連中たちの中ゴリ押しが楽に出来るので楽。ただ溶岩の輪っかが厄介だが。勝利するもやはり命尽きてしまうメルセデス。最後は天に真名ユグドラシルを返して逝ってしまった…。世界樹とはメルセデス本人だったという、この展開はドラマチックで感動的だった。グッときちゃったな。
4戦目はベルベットだがこれは前回と同じストーリー。コルドロン戦も戦いが比較的楽しく出来るほうで助かる。
最後の5戦目で物語のトップバッターが回り回って最後の大一番を務めることになるグウェンドリン。やはり彼女が今作のメイン主人公だったってことか。グウェンドリンはあまりの竜のデカさに慄くがまぁ神龍と戦うようなものだから無理もない。それでも姉さんグリゼルダに導かれ勇気を振り絞る。狙いは竜の頭に添えられた王冠。こんなのはメルセデス編では教えてくれなかったぞ。そういや戦闘曲は勇ましい曲ではなく荘厳なワールドマップ曲になっているのが面白い使い方。確かに使用場面と意味は通じる。
そして戦いだがグウェンドリンはワルキューレとはいえメルセデスほど自在に飛べないから不便さはあったがガロンとか面倒くさいボスよりはマシ。ただ勝利するもグウェンドリンは翼を失い堕ちていくがそこにずっと傍に寄り添っていた青い鳥が声をかける。薄々気付いていたけどやはり姉さんグリゼルダだった。妹の成長を肌で感じられて幸せに成仏していった。でもグウェンドリンの心は感動の再会よりオズワルドにいっていたという…。というかこのシーン以降PAUSEが出来なくて話の整理が出来ないのがマイナスポイント追加。
ここで唐突に屋根裏部屋にシーンは切り替わり例の幼女が出てきた。こうゆう流れはネバーエンディングストーリーにもなかったっけ。記憶はもう朧気だが…。物語のキャラクターたちみんながいなくなりまたしてもバッドエンドみたいなものになっちゃうと幼女は嘆く。ん?まさかこの子が第6の主人公となりみんなを救い出す新たな冒険に旅立つ展開になる…のか?…というわけではなさそうで。プーカの例のコイン話がここで繋がったが幼女はコインを掲げてこれでプーカたちを元の姿に戻そうとするもダメ。まさか黒猫は実はプーカ、誰かが化けた姿?…というわけではなさそうで。ただ幼女が部屋から出ていったあとなんとコルネリウスと他のプーカが!?そして床に新たに置かれた本。幼女がここまで物語を読んでくれたお礼に続きの物語を見せてくれるようだ。
これがさらなるエピローグ。粋な演出だ。みんなコルドロンの元に集まるも救いがなく絶望気味。ただベルベットの機転により残った結晶をまとめてコルドロンを再び起動させフォゾンを吐き出させることに。災厄ではなく恵みとして。そして生き残ったのはグウェンドリンとオズワルドだけ。死の国より酷く荒廃した大地だけどベルベットの犠牲により新たな生命が大地に芽吹き始めていた。決して希望は失われていなかった。ふたりは新たなアダムとイブとなる。
これでスタッフロールが流れ真のエンディングに到達したようだ。エンディングはオーディンスフィアの世界観らしさの出たセンスのいい作りになっていてこれだけで満足度が高い。スタッフロールもちゃんと作り込んでいるゲーム(に限らず映画やアニメなどもだが)は良作の法則だな。
エンディングをもう一回見たいのだけどさすがにそこまで気は利いていないかなと思ったらドラマパート込みながらももう一度見られる仕様になっていて満点。ドラマももう一度見るとそうか…コルドロンの呪いによりベルベットもコルネリウス同様にプーカと化しちゃったんだな…。なるほどアリスの屋根裏部屋に訪れたのはコルネリウスとベルベットだったのか。悲しいけどでも希望はある。でももうあのエロい姿が見られないかと思うと…。あと初回じゃないからかPAUSEも出来るようになってた。
クリア特典として「オーディンスフィア アートワークス」というものが見られるようになっていて思いがけないプレゼントですごい嬉しいのだけど…字が小さすぎて読めないw 拡大してもひらがなとカタカナはなんとか分かるけど漢字はほぼ潰れてしまってる…。しまったなぁ、こんな特典があるのなら解像度がフルHDのPS4版を買えばよかった…。ただ絵は解像度低いながら見ることが叶うので堪能。等身低いのに慣れてるからオリジナルだと若干違和感があるけどw メルセデスとか思ったよりそうロリロリしくなくて美人さんだ。イングウェイもオリジナルだと相当なイケメン。ベルベットは思った以上に大人っぽくて雰囲気的に30歳前後なのではw 味方勢力だけでなく敵のボスや雑魚も描かれてるのが嬉しいね。
というわけでオーディンスフィア レイヴスラシル、これにて完。
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