前回の液晶ディスプレイ「ProLite XB2783HSU」に続いてデカブツ第2弾購入レビューはFractal Designの「Define R4」というPCケース。カラーリングはPCケースには珍しく3色も揃えてあってブラック、チタニウムグレー(前面ドアのみ)、ホワイトから選べるんだがブラックはケースとしてはありきたりだし埃も目立つしでホワイトにしてみた。

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今まで使ってたPCケースは今は亡きバリューウェーブから販売されてた「KUROKO」(会社消滅でサイトもないからInternet Archiveから)という廉価なミドルタワーケース。もう5年ぐらい前にこのブログでもレビュー書いてる(KUROKO到着KUROKO組み込みKUROKO組み込み Part2)。共振、音漏れ、裏配線のしにくさ、立て付けの悪さなどなどまぁ安物なりのしょっぱいケースだったなw

▼マザーボードなどを取り外し生まれたままの姿になったKUROKO・・・。
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Define R4を箱から引っ張って出そうとしても摩擦で箱に引っ掛かってとてもひとりではしんどい。開けた方を下側にして箱を持ち上げる感じにしたらスルスルッと出てくれた。奥行きがあるケースだからかフロントドア側が上向きになってた。

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作りはかなりガッシリしてる。シャーシの部分は叩いてみてもカンカンッって音じゃなくトントンって響かない音。吸音シートの効果もあるしスチールも厚みもあるんだろう。公式サイトによると2.3ミリも厚みがあるらしい。KUROKOはわずか0.6ミリしかなくまさにペラペラだったからR4の頑丈さが頼もしい。フロントドアはつるんとしたプラスチックだがドア内部にもスポンジ状の吸音シートが貼ってあるし立て付けも良好だから叩いてもカタカタッて音は鳴らずしっかりした作り。ただ埃とかが静電気か何かでちょっと付着しやすい。

▼ドアは開けるとそこで停止することなく閉まろうとする。
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まずはサイドパネルを外すんだけど背面のネジが硬くて中々緩められなかった。ようやく2つのネジを外したら今度はパネル自体が硬くてスライドしづらい。壊れそうでビクつくけど力をかなり込めて何とか外せた。開ける度にこの硬さならちょっとしんどい。確認の為にもう一度外してみようと思いパネルを元の位置に嵌めようとしたらこれも硬い。しかも立て付けがちょっと悪いのか斜めに変な隙間が出来てしまう。おかしいなと焦るが少し力を込めて後ろから押し込むとカタッと嵌ってくれて安堵。左側面パネルは開ける機会が多いだけに精度が少し悪いのは残念。ネット上のレビューを色々見ていくと同じように工作精度の問題を挙げる人が結構居たから元々そうゆう作りなんだろう。

▼パネルを押し込む前。分かりづらいが斜めに隙間が開いてる。
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ケース内部は白と黒のモノトーン。吸音シートやスロットカバーなどの黒がワンポイントになってて精悍な印象を受ける。写真真ん中にある3本のケーブルは電圧制御のファンコントローラー。ファンは2つのみ繋げられる。こうゆうのを使うのは初めてなんで効果が如何ほどか楽しみだ。ドライバーは使わず手で締められるスロットカバーのネジも嬉しい。前と後に標準搭載されている14センチファンのケーブルは黒い被覆が施されてて統一感出てるのもイイね。電源設置する下側の前の方の通気孔には吸音材的なもので蓋されてないのは残念。

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付属品はネジ一式。単なる紙の箱だけどやはり洗練された印象で格好いい。沢山あるネジの内訳は、電源固定用ネジx4、マザーボードの台座となるスペーサーx9、スペーサーにマザーボードを固定するネジx9、トレイにSSDを固定するネジx32、トレイにHDDを固定するネジx32、スペーサー固定用ツールx1、ケーブルタイx6、あと用途不明なThmb screwx8、HDD tray screwx8、Rubberx12などがある。

▼小袋にそれぞれネジ名を書いてくれたら尚良かった。
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まずマザーボードを設置する為にケースにスペーサーを何個も付けていくわけだがスペーサー自体にねじ山はないんで手で回さないといけない。でもこれが結構硬くてしんどいんだよね。そうゆう時に上で挙げたスペーサー固定用のツールを使うというわけ。スペーサーにこのツールを被せるとねじ山が出来るからこれでドライバーが使えるようになり効率よく回せるようになった。こんな便利なのを付けてくれるなんてありがたい。

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ドライブベイにあるトレイにHDDやSSDを搭載していく。HDDは下側を上にしてトレイを覆いかぶせて4箇所をネジ止め。今までHDDは横からしかネジ止めしたことなかったこのやり方は新鮮。というかHDDって下側にもネジ穴があったんだなと今になって知ったw トレイとHDDの間には共振防止用のゴムワッシャー的なものが挟んであるのが嬉しい。

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SSDも同じように底面固定。HDD用のネジの内側にある4箇所のネジ穴で固定していく。こっちは当然振動しないのでゴムはなし。そうして全部のドライブをトレイに固定して下の画像のようにドライブベイに装着。ただあとあとでSSDの奥行きで悩む事になるわけだが・・・w あとで知ったけどブラック・チタニウムグレーモデルはこのトレイが白色なんだね。

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そして最終的にケース内部はこうなった。裏配線で内部は綺麗に整理・・・出来てはいないなw でも以前のケースのKUROKOより遥かに内部にゆとりがあるので自分的には見違えるほど整理された印象。これだけ大きいと内部の手入れもし易いしエアフローも良好だろう。KUROKOでは無理だったサイドフロー型CPUクーラーや奥行きのあるビデオカードなども搭載可能だ。あれやこれや色々可能性が広がって夢が広がる。やはり大は小を兼ねるとも言うし大きいことはいいことだ、だな。ってこれこの前の27型液晶ディスプレイのレビューでも書いたなw

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上側もゆとりある作り。吸音材を外して14センチファンが2つ付けられるけど今はもう暑くないしこのままにすることにした。夏になっても温度的に問題ないようなら静音を重視してファンは付けないかも。しかし背面14センチファン上部にある通気孔が気になる。埃とか入ってきそうだし音漏れの原因にもなりそう。すぐ下にファンがあるんだしこんなところに通気孔はいらないような気がするんだが。現状エアフローは前のファンで吸気して後のファンで排気という空気の流れだけど正圧か負圧どちらにもなってなさそうだが余計な通気孔は無い方がやっぱいいよね。あとあと何かで塞いでおこうかな。

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5インチドライブベイは内部から覗くとこうなってる。写真写り的に外から隙間だらけやんけ!と思われるかもしれないが吸音シート付きフロントドアで閉じられてるので問題はないかな。赤いケーブルはDVDドライブ接続用に用意してあるSATAケーブル。今はディスクは何も読み込むことはないんで当面ドライブは外したまま。

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電源を設置する部分。今使ってる電源は玄人志向の「KRPW-P630W/85+」で奥行きは14センチだからコンパクトに収まってる。幅も奥行きも余裕あってどんなデカブツ電源でもどんと来い、だな。しかしまた余計な穴が開いてる。位置的に底部のフィルターのシャーシの部分だろうか。リアスロットの通気孔も正直余計なお世話かなぁ。

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グルっと回ってケース裏側。裏っていうのも変な言い方だけど前から向かって右側ね。やっぱりケーブルはごちゃごちゃしててスマートな裏配線になってない。付属のケーブルタイは何のためにあるんだって話だw

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というのもSATA電源ケーブルの配線が厄介。今までAinexの「S3-1504SAL」というSATA電源をコンパクトに3分岐させる便利なケーブル使ってたんだけどR4のドライブベイだとSSDとHDDとで奥行きが違ってるんだよね。だからS3-1504SALの分岐してる端子がSSDに届かないという悲劇。仕方ないからS3-1504SALは2端子だけHDDに使って1端子は遊ばせてる。SSDへはもう1本SATA電源ケーブルを電源から這わせて給電させてる。写真で分かる通り格好わるいことになってしまった。これのスマートでコストの掛からない解決方法を考える悩みがまた出来たw そもそも電源に搭載されてるSATA電源ケーブルが使いづらい位置に端子があるのがよくないんだよね。無理にケーブル曲げて差し込もうとしても余計な力が掛かって端子が傷んだら嫌だし。

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裏配線スペースは余裕あり過ぎるぐらいあってこれならL型コネクタなSATAケーブルや電源ケーブル使わなくてもストレートコネクタで問題なさそう。

▼真ん中のコネクタはまだ差し込んでないのにスペースに十分余裕がある。
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実際使ってみてどうだったか。いやほんとびっくりするほど静か。動いてないんじゃないかってぐらい。でも耳を近づけるとちゃんと「うぃ~ん」って音が聞こえる。でもほんのちょっと聞こえるって程度。PC本体は大概デスクの下とか横とか体から少し離れた位置に置くだろうから普通に使ってる分には全然聞こえてこない。夜寝るときも静かだからグッスリ快眠出来るし音楽聴くときも邪魔されない。”静音ケース”というのはこうゆうことかとまざまざと実感させらされたな。今まで使ってたKUROKOはメッシュ構造なのもあって音がだだ漏れだったから余計Define R4の静音ぶりに驚かされた。

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そういえばと試しにフロントパネルにある電圧でファンの回転数を制御するファンコントローラーのスイッチを7Vから5Vにしてみたら更に極わずかにしか音が聞こえなくなった。耳をそばだてて微かに聞こえる音はCPUクーラー?それとも電源のファン?これで標準搭載の14センチファンだったら笑うけどw

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ただこのファンコン、便利だけど何故か動かすと画面が盛大に乱れてWindows自体もコントロール不能になるんだよね。こんな現象今まで使ってきて初めて遭遇した。原因はマザーボードの問題か電源の問題かそれとも何か他の問題か。ファンコンは電源にしか繋がってないし電圧を変える時に不具合起こすんだからやはり電源が犯人?いや電圧制御スイッチ自体の初期不良だったりするかもしれないけどそれが一番困るんだがw まぁでもスタンバイ時に切り替えたら何も問題ないみたいだしスイッチで回転数切り替える時は暑くなったり寒くなったりする季節の変わり始めを想定してるし仮に不良だったとしても1年に2、3回ぐらいトラブルに遭遇するだけで済むならそれでいいか。というかこんなデカくて重いのを返品するの億劫だしまたマザーボードやHDDとかを外して元のケースに戻すとか超面倒くさいからやらないw

▼実際はカラフルにチカチカと点滅してる。
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共振は全く感じられない。プラスチックな部分では若干振動を感じるけどスチールの部分は殆どと言っていいほど振動していない。むしろ自分の手の血管の脈打つ鼓動が感じられるぐらいだw

カラーリングはホワイトにしたけどほんと白一色って感じで一見するとPCケースに見えないところがシャレオツでイイよね。冷蔵庫とも揶揄されているけどw ホワイトモデルにしたのは埃が付かなくていいってのもあったんだけど今度は黒い糸くずみたいな小さいゴミも気になるようになってしまったw 結局埃のない状態にするにはどんな色であれマメにハタキで掃除しないといけないみたいで。まずは埃っぽい自分の部屋を改善した方が早いみたいだなw あとホワイトだとプラスチックの部分とかが日焼けなどで変色してしまわないかちょっと心配。でも同じホワイトのPS3はもう4年ぐらい使ってるけど変色したようには見えないし特に心配する必要はないかな。

各所のレビューではHDDのアクセスLEDがないのが難点として挙げられてるけど実際使い続けてるといちいちアクセスしてるかしてないかを見ることはそんなにないんだよね。逆に点滅でうるさくなくていいかなて思う。ただ巨大ファイルのコピーとかドライブ外す時のアクセス状況とか気になる時はあるかな。

電源用LEDは赤く光るんだけど自分的にはこれがちょっと目にあまり優しくないというか。赤だとやっぱりアラート系を彷彿してあんまり見てて気分がイイってわけじゃないんだよね。特に暗い夜だと赤く煌々と光ってて気になってしまう。ブラックやチタニウムグレーモデルは青色らしい。そっちの方がいいなぁw

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これもフロントパネル部分だがUSB端子やオーディオ端子が上向きでつまりは埃が入りやすいという。まぁKUROKOでも斜め上向き端子を何年もカバーせず使い続けて特に問題は発生しなかったからこのままでもいいんだろうけど精神的にやはり対策しておきたい。あとでAinexのDC-104DC-015などのカバーを買って付ける予定。

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トップ部分ではあと上部ファンの通気孔に埃が貯まりそう。通気孔の下には吸音材が付けてあるんだけどこの間に埃が貯まりそうなんだよね。気にしても仕方ないんだろうけどでもやっぱり気になるんで今は布を被せてるけどちょっと不格好。これもあとで見てくれのいい何か防げるものを調達したい。

▼今は綺麗な六角形だが・・・。
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ケース内の温度はどうなったかというとこの画像の通り。室温は26℃、ファンコンは最低の5Vにしてユルユルと回してるけど問題なく冷却出来てると思う。この数値を参考に夏場は10℃ぐらい上がるとしてファンコンを7Vか12Vかにして風量を上げたら十分カバー出来そうかな。もし不足ならフロントに14センチファンを増加させればいいしそれでも駄目ならトップに14センチファンを付ければいいしそれでも駄目ならサイドに(ry、と静音志向にも冷却志向にもフレキシブルに対応出来るのがR4の素晴らしいところだ。

▼ストレージ項目一番下のWD30EZRXはフォーマットの為に臨時に付けてる外付けHDD。
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数日使い続けて上で挙げた点以外の不満は特にないかな。またメンテやシステムの入れ替えとかやったら出てくるかも。しかしほんとに静かすぎて感動してしまう。ディスプレイが省電力モードになってるとスリーブになってるんじゃないかって偶に勘違いする時もあるw 今までKUROKOで騒音に囲まれてたけど自分にとって生活に静けさはほんと大事だった、静けさは生活の質を向上させるんだと実感した。あとは電源をより最新の静かな機種に変えたりCPUクーラーをリテイル品から他メーカーの静かなCPUクーラーに変えたらより静かになってほんとにPCが動いてる事を感じられなさそう。今は液晶ディスプレイとPCケースとHDDとでお金使いまくったからそれをやるのはまた数カ月後だな。システムもいい加減Sandy bridgeからHaswellに新調したいしね。

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