2018年8月16日:制作予想更新

ゲームもクリアしたので(記事:碧の軌跡 Evolution プレイ日記Part9(終章:だから僕は行く) | 妄想シンフォニー)数年前から既に購入済みだったサントラのレビューを語彙力貧困ながら少しばかり書いていこう。もう何度も聴いてたとはいえここ一年ぐらいはプレイを見据えて敢えて聴くのを封印してたんだけどプレイ後に聴いたら色々曲の印象がガラリと変わったな。

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再生環境は東亰ザナドゥOSTアーシャのアトリエOSTソフィーのアトリエOSTと同様。ヘッドホンはAKG K712PRO、foobar2000のWASAPIモードでFLAC再生。オーディオカードはAsus Xonar Essence STX。

感想

CD1

#02. Dの残影(アルタイルロッジ) ・・・ 最初のダンジョン曲。不穏なデジタルサウンドに哀愁のストリングスが被さる。切なく荒涼としてて今後の展開を暗示させられるかのようだ。

#03. Seize The Truth!(通常戦闘) ・・・ ホルンとストリングスのユニゾンのイントロが格好いい今作の戦闘曲は『Get Over The Barrier!』と似た構成だが今回は切なく悲壮にそして奮い立たせてくれる。展開が進むに連れて物語を知っていくとこうゆう曲調になったのも必然だった。ゲームをプレイして初めてこの曲の意味が分かったな。

#04. Concentrate All Firepower!!(ボス戦) ・・・ イントロのエレキの唸りが印象的。Evo版で『碧き願い』として歌アレンジされるが最初からそれを念頭にしてるかのようにメロディアスに聴こえてしまうのは先入観があるからか。それはともかく今作の陰鬱な展開を吹き飛ばすかのような爽快なナンバーだ。

#06. 木洩れ日の中の静寂(ノックス街道) ・・・ 幻想的な雰囲気を漂わせるが思わずリズムを取ってしまうノリのよさ。コンガっぽいパーカスも耳に心地いいが時々聴こえるベースの唸りも気持ちいい。

#07. Exhilarating Ride(イベント) ・・・ どこで使われたか忘れたが束の間の安らぎといった趣き。ピアノが入ってくるとオシャンティーさも出てくる。どことなく『東亰ザナドゥ』でも流れてそうな曲だなとこの曲が流れる度に思ってた。

#09. ポムっと! -お花見団子の逆襲-(ミニゲーム) ・・・ エレクトロポップなテイストでこうゆうお遊び系の曲でも実にクオリティが高い。特に疾走感あるサビの切なげな表情にしびれる。で、肝心のこの音楽が流れる『ポムっと!』はストーリー上でのプレイ以外に全く手を付けなかったというw

#10. 異変の兆し(旧鉱山) ・・・ 『Dの残影』と同様のダウナーなダンジョン曲。退廃的な雰囲気が心地いい。後半後ろのほうで音程が少しずつ上がっていくのも好きだ。

#13. オルキスタワー(オルキスタワー内) ・・・ イントロのティンパニのリズムに胸高鳴りワルツのような流麗なストリングスが心地いい。ゲーム未プレイ時に聴いてたときはクラシカルなこの曲が一体どんな舞台で流れてるのかと妄想してたがああゆうタワーだったとは。でもハイテクなタワーとクロイス家という由緒ある家柄に相応しい洗練さと絢爛豪華に溢れた曲だ。

#14. 大都市に潜む罠(ジオフロント) ・・・ 『みんなで決めるゲーム音楽ベスト100まとめwiki』によるとEvolution版では未使用らしい。ジロフロント内で使われたとのことだが何故Evoでは零の軌跡の(曲の方の)『ジオフロント』にすげ替えられたんだろ?ベースラインが特徴的でピアノでサビが入ってくるとことかオシャレで格好いい曲だから勿体ない。

#15. Fateful Confrontation -ポムっと!Ver.-(ミニゲーム) ・・・ 意表を突くFM音源アレンジ。例え往年のPCやファミコン時代にこの曲が生み出されたとしても名曲として語り継がれただろうな。バスドラ担当と思われるババババッって音が堪らない。Bメロの歌わせ方が実にFM音源っぽくて良い。

#17. Conflicting Passions(ボス戦・ラスダン通常戦闘曲) ・・・ 零の軌跡の『Formidable Enemy』に相当しそうなテンションアガットな戦闘曲。イントロのリズムからして格好いい。ラスダンの雑魚戦曲でもあるがあのダンジョンが陰鬱とした空気なのでこの曲で緩急のメリハリもついたな。

#19. ミシュラムワンダーランド(ミシュラムワンダーランド) ・・・ ゲームプレイ前はあまり好きじゃなくてSKIPしてた。でもプレイ後はダサいと感じたイントロが一転して楽しいイントロになったな。でも後半ちょっとメランコリックになるのはミシュラムが楽しい場所だけじゃないその後の展開を予感させられたりもする。

#20. エリィ絶叫コースター(ミニゲーム) ・・・ お城でのシューティングで使われたがこの曲名にはツッコまざるを得ないw おちゃらけ曲かと思ったが主部は予想外に格好よくてこのままイースのフィールド曲としても使えそうなぐらいの熱気だ。サビ後の少し切なくなるメロディも良い。

#22. Strange Feel(イベント) ・・・ 沈潜していくような冷たく荒涼とした雰囲気が心に響く。後半はさらにノイジーになりミステリアス。

#23. 動き始めた事態(イベント) ・・・ まさに曲名どおりの流動的で不安感のあるサウンドに無性に心奪われる。

#24. 暴魔の呼び声(ノックスの樹海) ・・・ ヴァルドを追う展開やシグムントの領域でも流れたり赤い星座を象徴する曲というイメージがある。イントロから流れる音からしてそういったきな臭さでこの曲も印象深い。

#27. 鋼鉄の咆哮 -死線-(ボス戦) ・・・ 対装甲車戦で使われた曲。イントロのつんのめるようなリズムからして心躍らされテンション上がる。Aメロのホルンも勇壮で格好いいしストリングスで切なくも奮い立たせられるBメロのところも好きなんだよね。こちらは下の「脅威」と比べてシンプルめなアレンジ。

CD2

#02. 猛き獣たち(赤い星座のテーマ) ・・・ イントロからエレキの殺気立ったサウンドが執行者テーマのようなきな臭さだがこちらは猟兵団テーマ。ドンドンパッってリズムがワイルドな男たちという感じだ。

#04. 突きつけられた現実(イベント?) ・・・ どこで使われただろうか記憶にないがひたひたと迫る不穏感に胸が締め付けられる。後半は少し光が見えてくるがやはりこれが現実ってことなんだろうと思わせられる不安さ。

#05. それぞれの正義(イベント?) ・・・ こちらもどこで使われたか忘れたが真っ直ぐなひたむきさとその決然とした覚悟が伝わってくる勇壮さ。うちに秘める熱さを感じさせてくれる。

#07. 鋼鉄の咆哮 -脅威-(イベント) ・・・ 帝国のクロスベルへの侵攻イベントで流れてたのはこっちかな。『死線』と比べこちらはロック&オケアレンジ。やはりどこをとっても格好良くて堪らないがストリングスで入ってくるBメロはドラムの叩き込みを伴っててよりドラマチックで熱く盛り上がる。『死線』もそうだがサビ後のアンビエントっぽい間奏が意味深くて印象深い。

#08. 千年の妄執(マリアベルのテーマ) ・・・ 『昏き玉座』をロック風にアレンジしたかのようでマリアベルのテーマに相応しい仕上がり。チェンバロの旋律により幾年の錬金術士としての家系の重みを感じさせ歌い狂うヴァイオリンにマリアベルの妄執ぶりを感じさせられる。

#09. 碧き雫 Aoki Shizuku(タイトル画面) ・・・ イントロから切なさ全開のメロディに胸を打つ。このメロディが下の『ふるわれる奇蹟』でも使われたり色々とアレンジされ引用されていていわば碧の軌跡のメインフレーズでもありそうだ。サビの物憂い切なさにも心に沁み入る…。

#11. ふるわれる奇蹟(神機アイオーンα戦) ・・・ 碧き雫のメロディがアレンジされて流れるイントロに胸高鳴らせたあとコーラスとブラスの咆哮で熱く盛り上げる。それが止んで再び碧の軌跡のメロディがブラスで荘厳に出てくるところが鳥肌もので堪らなく格好よくてしびれる。あいつとの戦い(一部のラスダンボス戦でも使われるが)で使われるのがもったいないぐらいだw 

#12. 天の車(メルカバのテーマ) ・・・ ゲーム未プレイ時は天の車というタイトルでこの曲調だから一体どんなシーンで流れるのかとまるで想像つかなかったな。聖杯騎士団の飛空艇ということで厳かであり神聖さもありそれでいてサイバーな雰囲気もあり。絶えず一定のリズムで刻んでるFM音源みたいなベースの低音が癖になる心地よさ。

#13. 偽りの楽土を越えて(鏡の白・断章フィールド) ・・・ この曲もバスドラの絶えず繰り返されるリズムが耳について離れない。リズミカルだけど沈潜していくこの寂寥とした空気感が堪らなくて心に響く。ピアノ、チェロのフレーズどれも琴線に触れてくる。個人的には鏡の城で使われてた時が印象深い。まさかの展開を予感させるその緊張感とバスドラのリズムが心臓の鼓動のように聴こえてその相乗効果で特にね。碧の軌跡曲からお気に入りをひとつ選べと言われたらこの曲を挙げるな。

#14. 犠牲の先の希望(最終章・クロスベル) ・・・ この暗さの中に一筋の光が見えるかのようなピアノのメロディが胸に迫る。

#16. 揺れ動く心(?) ・・・ 使われたシーンが全く思い出せないが曲調的にイベントで何かに向かって立ち向かう的なシーンで使われたんだろう。ヴァイオリンが入るところの慰めるかのようなメロディが心に沁み入る。

#18. Mystic Core(オルキスタワー中枢) ・・・ 駆け抜けるほど疾走するラスダン曲。あれはラスダン詐欺だったがわざとそう思わせるが為にこんなに盛り上がる曲にしたんだろうかw この曲もサビで入ってくるヴァイオリンのところが痺れるほど好きだ。どことなく『千年の妄執』のメロディを彷彿させられ場所が場所だけにそうゆう意味合いもあるのかもしれない。

#20. 最果ての樹(碧の大樹) ・・・ 本当のラスダン曲は結構地味。でもこのミステリアスな雰囲気は場所に合ってるしどこか穏やかな気分にもなる。途中からバスドラに高揚させつつ優しさで包むかのようなサビには心を揺さぶられる。

#22. Unfathomed Force(結社幹部戦) ・・・ 相手の格にふさわしい曲の荘厳さと勇壮さと兼ね備えた風格。前半は力を溜めつつサビで一気に解放してヒートアップしていく展開が心憎い。ラスボス曲に決して負けず劣らない今作を代表する戦闘曲だ。

#23. The Azure Arbitrator(デミウルゴス戦)[編曲:神藤由東大] ・・・ ゲーム未プレイだった当時から一体何回再生しまくったか…。この曲を聴いて熱く燃え上がらない人はいないだろう。荘厳なイントロからは想像もつかないような両サイドからエレキがガンガン鳴りドラムはかっ飛ぶスピードメタル。AメロBメロとエレキでアグレッシブに盛り上げてストリングスが入ってフワッと雄大に広がるところが特にしびれるほど格好よくて鳥肌もの。その後のツーバス連打でコーラスの叫びが被さるところも熱くて魂が震える。そして寺前さんのエレキのエモさも最高だ。

#24. 本当の絆(エピローグ) ・・・ ザ・大団円な曲。どのメロディも琴線に触れてくる。タイトルは絆とあるが使われてるシーンはみんなのそれからが描かれてるシーン。それぞれ離れても強い本当の絆で結ばれてるという意味でもあるのかもしれない。

制作予想

=園田隼人氏、=宇仁菅孝宏氏、=籾山紗希氏、=大崎政範氏、=神藤由東大氏、*はブックレットに記載)

CD1

1. 碧い軌跡 Aoi Kiseki【宇?/編:神*】 / 2. Dの残影【籾】 / 3. Seize The Truth!【籾】 / 4. Concentrate All Firepower!!【宇】 / 5. 新たなる日常【園】 / 6. 木洩れ日の中の静寂【籾】 / 7. Exhilarating Ride【宇】 / 8. ポムりますか?【?】 / 9. ポムっと! -お花見団子の逆襲-【籾】 / 10. 異変の兆し【籾】 / 11. Mythtic Roar【園】 / 12. 西ゼムリア通商会議【宇】 / 13. オルキスタワー【宇】 / 14. 大都市に潜む罠【籾】 / 15. Fateful Confrontation -ポムっと!Ver. -【宇/編:宇?】 / 16. 不穏【園】 / 17. Conflicting Passions【籾】 / 18. 束の間の休息【園】 / 19. ミシュラムワンダーランド【籾】 / 20. エリィ絶叫コースター【籾】 / 21. ささやかな晩餐【園】 / 22. Strange Feel【籾】 / 23. 動き始めた事態【宇】 / 24. 暴魔の呼び声【籾】 / 25. Destruction Impulse【大】 / 26. 全てを識るもの【園】 / 27. 鋼鉄の咆哮 -死線-【宇】 / 28. Unexpected Emergency【籾】 / 29. 乗り越えるべき壁【籾】 / 30. Miss You【大】 / 31. 小さな英雄 -オルゴール-【編:?】 / 32. TOWER OF THE SHADOW OF DEATH -Jukebox-【編:竹】

CD2

1. 星降る夜に【大】 / 2. 猛き獣たち【園】 / 3. Catastrophe【大?】 / 4. 突きつけられた現実【籾】 / 5. それぞれの正義【宇】 / 6. 昏き玉座【籾】 / 7. 鋼鉄の咆哮 -脅威-【宇】 / 8. 千年の妄執【籾】 / 9. 碧き雫 Aoki Shizuku【園】 / 10. 神機降臨【籾】 / 11. ふるわれる奇蹟【神】 / 12. 天の車【籾】 / 13. 偽りの楽土を越えて【籾】 / 14. 犠牲の先の希望【籾】 / 15. 月下の想い【籾】 / 16. 揺れ動く心【籾】 / 17. 想い、辿り着く場所【竹/編:宇?】 / 18. Mystic Core【籾】 / 19. 予定外の奇蹟【神】 / 20. 最果ての樹【籾】 / 21. 雨の日の真実【籾】 / 22. Unfathomed Force【宇】 / 23. The Azure Arbitrator【宇/編:神*】 / 24. 本当の絆【籾】 / 25. それでも僕らは。【神】

まとめ

碧の軌跡は零の軌跡からの曲も流用して使われてたから最近のサントラとしては少な目なもののそれでも2枚組全58曲はひと昔前なら十分なボリューム。その分中身は充実してて聴き応えは零の軌跡並だったな。というわけで全58曲中41曲も何度も聴きたいお気に入り曲があった。ゲームやる前は20曲程度だったんだがやっぱり実際にゲームをやってから聴く聴かないとでは曲への印象や気持ちの入り方が全然違ってくるね。やはりサントラを聴くのはゲームをやり終えてからだな。ただオケものの曲はやはり音源の迫力的に物足りなさが残る。そこら辺はこの間買ったEvolution版のサントラに期待しよう。

どうでもいいけどブックレットが相変わらず質素なのはいいとしてアーティストクレジットまでも質素で「Aoi Kiseki」と「The Azure Arbitrator」と同じクレジットだからどっちがどっちなのか分からない。多分コテカナさんと作詞家さん抜きがThe Azure Arbitratorで全部がAoi Kisekiのクレジットだと思うけど本当のところは分からないな。

英雄伝説 碧の軌跡 オリジナルサウンドトラック
ゲーム・ミュージック, 小寺可南子
日本ファルコム
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