実は昨日やっとクリアした閃の軌跡III(記事:閃の軌跡III プレイ日記Part6-3)。早速サントラ感想の記事をアップ。今回もファルコムらしく耳に残る良曲揃いだったので発売日きっかり0時にe-onkyoにてリリースされたハイレゾ版を購入。早速曲毎の感想を書いていきたいがさすがに全部書いていったらキリがないのでお気に入りの曲だけを重大なネタバレを避けつつ書いていこう。他にはサントラへのツッコミや不毛な推測ネタなども。

sen3_ost_1.jpg

リスニング環境はいつも通りでヘッドホン=『AKG K712 Pro』、オーディオカード=『Asus Xonar Essence STX』、ハイレゾFLACファイルをfoobar2000で再生。上下巻合わせたファイルサイズは4.60GBにもなる。ちなみに出先や就寝時にも聴きたいのでfoober2000上でCBR320kbpsへエンコードしてiPhoneへ転送。この際エンコード時にResamplerで96kHzから44khzへ周波数のダウンコンバート処理を挟んでおかないとiPhoneで再生した際におかしいことになるから注意。こちらのファイルサイズは合わせて536MB。

ハイレゾ配信なのでディスクは別れていないが目安と見やすさを考えてディスク毎に分割。またお気に入りの中でも特にお気に入りの曲にはマークを付けておいた。

これまでの前シリーズサントラの感想はこちら。

感想

上巻:CD1

sen3_ost_004.jpg

#01.Spiral of Erebos -Pre Opening Size-(アバンOP) ・・・ 従来までアバンOPはオケ調だったが今作は東京ザナドゥを彷彿させられるエッジのあるサウンド。新しい環境、新しい生徒たちとの冒険に相応しいリニューアルだ。サビからは邁進していく新VII組メンバーの熱い勇敢さが伝わってくる。意訳は”エレボス(エレボニア)の螺旋”ってことになり最初こそ今の戦乱の世に立ち向かう的な曲なのかと思ったがまさにそうゆうことだった。それを踏まえての詳しい感想はフル版にて。

#04.春風駘蕩(イベント) ・・・ 青空の下、口笛を吹いてるかのように快くどこまでも柔和なメロディ。仲間の登場時によく使われてた印象で人と人とが結びつく…そんな友情を感じさせられこちらも暖かい気持ちに包まれ胸がいっぱいになる。ほんとこの曲は大好きで初めて聞いたときは一気に心奪われ自分好みな今作のイベント曲に嬉しくなったものだ。

#08.アインヘル小要塞(々) ・・・ 閃の軌跡でいうと『探索』に相当する曲になるんだろうか。あの時は旧校舎に対する不穏さや神秘さがあったからそうゆう静かな曲になってたが今回は努力で乗り越えられる壁だから明快。それもあって雄々しく漲るハードなサウンドになっていてそれが血気盛んなVII組たちの”テスト”というロケーションで流れるに相応しい。

#09.Brave Steel(通常戦) ・・・ そのテストで初お目見えしたのが今作の通常戦闘曲。前作『Heated Mind』は悲劇に立ち向かう的な曲調だったが今回もこうゆう情勢なので哀愁を漂わせつつも真っ直ぐ前を見据えて道を切り開いていくかのような勇壮さに胸が熱くなる。邁進させてくれるサビには戦闘中何度もハートを揺さぶられた。この悲愴なパトスがある意味今作の不穏な展開を象徴していることにもなる。

#10.Toughness!!(強敵魔獣戦) ・・・ いわゆる手配魔獣やキャラ以外の中ボス戦曲。初めて流れたのは最初の強敵戦スレイプニルF1だった。畳み掛けるように鳴り響き焦燥させてくるがその中に一筋の光明が差し込むかのような官能的なメロディに高揚させられた。ただこの曲を聴くとクインクマンバのトラウマが蘇るw あと見た目がキモさしかないクサレナメクジウオも記憶に残っているなぁ。

#12.スタートライン(タイトル、イベント) ・・・ タイトル画面に立ち込める雲を払うかのように鼓舞させてくるが特に印象深いのは最後の○○○でみんな一致団結した際に満を持して流れた場面。まさに新生VII組のテーマ曲でもあった。意気揚々とした弾けるようなリズムが若々しく元気のある生徒たちに相応しい。そしてエールを送ってくれるかのような優しくたおやかなメロディに胸高鳴り元気を貰える。

#14.下校途中にパンケーキ(放課後) ・・・ 学生らしいお洒落なサウンドと若々しいノリとポップなメロディが至福のひととき。こんな心弾むゴキゲンな曲が流れてたらいつまでも分校に居続けちゃいたいぐらい大好きな一曲。随分可愛らしい曲名だけどパンケーキといったらアルティナ。もしかしてパンケーキ大好きな彼女を指してるのかもしれないw

#15.可能性は無限大(自由行動日) ・・・ 日々平穏な生活を感じるリズミカルさと人と人との交流を感じる朗らかで穏やかな流れるようなメロディにただただ幸福感でいっぱい。こんな気持ちのいい極上な音楽を聴きながら見回りが出来るんだから捗らないわけがなかった。全部大好きだが中でもヴァイオリンで掛け合いして最後は合わさるところがお気に入り。曲名は生徒たちの可能性のことを指してるのかもしれなくてだから音楽も伸び伸び健やかだ。

#17.Welcom Back! アーベントタイム(アーベントタイム) ・・・ 前シリーズ『アーベントタイム』のアレンジ。今回もお洒落だけど前より少し明るく余裕のある表情でその辺は彼女の心境の変化をあらわしてるのかもしれない。そして前回不満だったラジオ風加工ではなくなって嬉しい。やはり本来の曲そのものを味わいたいからね。

#22.白亜の旧都セントアーク(々、カレル離宮) ・・・ 心が洗われるかのような美しく静謐な音楽に身も心も浄化されてゆく。カレル離宮で流れることもあり水の麗しさも伝わってきて癒やされた。特にBメロのセンチメンタルさに胸を打つ。サビの朗らかで優しいメロディも堪らなくて何とも言えない深い感動が押し寄せる。プレイ中に暫くずっと立ち止まって聞き惚れて浸っていたな。

上巻:CD2

#02.ハーメル -遺されたもの-(村、イベント) ・・・ 最初に流れたときは再び『銀の意志』メロディが閃の軌跡上で流れたことに感銘を受けたが例のイベント時にも意味深く使われていてそのときは重苦しく悲痛な音楽となって胸がしめつけられた…。この何ともいえない次元を彷徨うかのような虚ろな雰囲気はこの宿業の根深さをあらわしているのかもしれない。

#05.蠢く陰謀(イベント) ・・・ 後半になるにつれ顕になる不穏さに比例してこの曲の出番も増えていく。綺羅びやかなのが余計得も言われぬ不気味な魅力。さながらあの地に巣食う呪いがひたひたと迫ってくるかのような負の感情にかられる。

#06.Lift-off!(騎神戦) ・・・ やはり騎神戦は従来通りダンサブルなトランスチックテイスト。猛々しく沸き立つ曲調も変わらずだが一気呵成に白熱していた『Transcend Beat』よりは少し落ち着き払ったテイスト。もはや騎神戦もお手の物となったリィン教官やよく修練された頼もしい生徒たちのトリとなる晴れ舞台に相応しい燦爛たる高揚感で奮い立たせてくれた。発進シーンから戦闘まで一貫してこの曲が流れる演出がまたしびれるんだよね。

#08.充実したひととき(定期考査発表、夏の分校シーン、イベント) ・・・ 甘酸っぱい青春を謳歌する学生たちに相応しいメロウなサウンドがチャーミングで愛しくてイントロのあの音を聴くだけで心が弾む。彼のああいった正体としての初登場シーンでも使われていてある意味再び若かりし頃へという意味合いもあるのかもしれない。

#09.静寂の小路(西サザーラント街道、アグリア旧道、パルム街道、アウロス街道、ウルスラ間道) ・・・ 新緑や木々の香りが伝わってきそうな牧歌感がありながらもどことなく神秘的で侘しい雰囲気。木々が生い茂る街道の雰囲気と曲の木質な雰囲気がマッチしていて滋味豊か。それでいて街道を駆けていくリズム感もあり実に快い。

#14.Abrupt Visitor(汎用ボス戦) ・・・ 最初はあまり自分の好みではない無骨で雄々しいオーケストラ戦闘曲として捉えてたがある時のボス戦で佳境に入ると戦いと曲の熱気がリンクして思わず目頭が熱くなって恍惚とさせられた。改めて音楽の力とゲームプレイの実体験の大事さを思い知った瞬間だったな。

#17.打ち砕かれた心(イベント) ・・・ 彼ら彼女らの思いの丈の激白時に流れていた悲痛でいたたまれない気持ちをあらわすかのような悲しみの歌。虚ろにたゆたうチェロと打ち鳴らされ木霊するパーカス。でもどこかしらに光が…という暗中模索。特に彼女が立ち向かおうとする第二章で使われたシーンが印象深くて心に響いた。切ない系でひと際胸に刺さった曲。

#19.Concept H.M.I.(イベント、水泳) ・・・ クールでオシャンティー。特にメロディアスなサビ後半のグルーヴ感が痛快。曲名通り彼女のとある場所での活躍シーンで使われたが水泳勝負の曲でもある。ただ某長との何度もリトライした厳しい勝負のせいもあってこの曲が流れると少しトラウマが蘇ってしまう苦い曲となってしまったw でもそれを忘れさせてくれるぐらい最高にスタイリッシュなナンバー。

#20.君に伝えたいこと(イベント) ・・・ 揺らぐ心模様を暖かなアコギの音色で優しく抱擁してくれるかのよう。どこまでも柔和な音楽に絆と絆が繋がりゆく。暖かな美しい音楽には万感胸に迫る…。

#22.Erosion of Madness(火焔魔人戦、某所戦闘曲) ・・・ ささくれ立つエレキが火花散らすかのような壮烈さで常にボルテージマックス。メロディも迸るように雪崩込み魂を熱く震わせてくる。まさに相手が相手だけに火を噴くような熱気がムンムン。Bメロのシンセの躍動にも滾りブリッジ部分のコーラスもファンタスティック。一気呵成に聴かせるサビはただただエキサイティング。某所の通常戦闘曲としても使われたときはまるでラスダンかのような決然とした高揚感を演出してくれた。

下巻:CD1

sen3_ost_005.jpg

#04.紺碧の海都オルディス(々、イベント) ・・・ 海都だけあって水の潤いも感じる晴朗な爽やかさが実に心地いい。どこまでも清らかで穏やか。この純粋無垢な調べには涙が出るぐらい恍惚。特にサビ以降のメロディには感動で胸が熱くなる…。プレイ中はずっと聴き惚れて何分も浸っていた。セントアーク同様これも大好きな街の曲。ただ例の展開を思うとまさに嵐の前の静けさかのような穏やかさでもある…。哀愁のあるサビはそういった嘆きの先取りだろうか。

#12.伝承の裏で(イストミア大森林、某島、イベント) ・・・ フィールド曲としてはそれぞれの場所に相応しい神秘さと静謐さと不思議な浮遊感を醸し出す。美しくそして儚く白昼夢のような世界。どこか虚ろで妖しげな雰囲気もあってそういったミステリアスなキャラやイベントの時でも流れてた。イストミア大森林で使われたイメージが強いがそうなるとあの場所も何かそういった謂れがあるのかもしれない。

#16.solid as the Rock of JUNO(ジュノー海上要塞) ・・・ 使われた位置的にも『Atrocious Raid』に相当しそうな曲。VII組のこの戦いに賭ける意気込みが伝わってくるボルテージとあの場所に様々な思惑が終結しただからこその高揚感。プロローグでは意気揚々と鼓舞され次に流れたあの場面では胸高鳴るも色々な感慨にも浸らさせてくれた。壮麗なオケサウンドに魅了されるが特に沸き立つドラムの活躍とエレキのスパイスで気持ちも滾る。

#19.赫奕たるヘイムダル(帝都) ・・・ 無機的に木霊するパーカスが工業的な大都市に相応しい。パーカスやメロディ的に『Phantasmal Blaze』を形骸化させたかのように感じさせられてああいった大事件後の帝都をあらわしてるかのよう。ただどこか虚ろな悠久の時を漂わせてそうゆう意味合いやああいった予兆でもありそうだ。

#22.風よりも駿く(演習地到着時、競馬) ・・・ 曲名的に想定したのは競馬用と思われるが実際のレースのように最初は静かなせめぎ合いだけど後半になるにつれ徐々に白熱していくドラマティックな高揚感と疾走感が爽快。そして分校生徒たちの最初の演習地到着時にも使われていてこれから待ち受ける冒険に胸高鳴らせてくれた。

#23.あの日の約束(イベント) ・・・ 刻一刻と近づくそのとき。あの頃のメロディがこうして今繋がるその瞬間のときめき。みんなとの絆は決して揺るぎない。そしてその約束は今度は新たな絆とも繋がる。いわば橋渡しのような曲になった。

下巻:CD2

#01.One-Way to the Netherworld(某ダンジョン、イベント) ・・・ 『Phantasmal Blaze』を彷彿させられる荘厳なコーラスと打ち鳴らされるパーカスで圧倒的なカタストロフとクライマックス感。途中から『Spiral of Erebos』のサビを彷彿させられるメロディが入ってくるとなるほどまさにエレボニアに渦巻くこの場所に流れるに相応しい意味深さで感慨に浸らされると同時に音楽による得も言われぬ渦に陶酔させられていく。そして終盤のあのシーンでも使われてこのときは悲壮ながらもみんなの熱い友情で奮い立たせられ高揚感で胸を熱くさせてくれた。シーンによって全然違う印象を受けるんだから音楽は面白い。

#02.Accursed Tycoon(某竜戦、某獣戦) ・・・ イントロから烈々しく威圧。堂々たる威容の敵相手に決然と漲る。タイトに響くエレキとストリングスのユニゾンにしびれる。後半の切なげな盛り上がりは熱い。サビでは空の軌跡SC『大いなる畏怖』のフレーズがトランペットで入っているように聴こえるがやはり同じようにデカブツ相手の戦いだからそうゆう意味付けなんだろうか。同じように『混迷の対立』にも『執行者』フレーズが最後のほうに入ってたりする。

#03.夏至祭(々) ・・・ 祭りの楽しげな雰囲気が伝わってきて胸高鳴るが同時に祭りによりひと夏の終わりが訪れるという寂しさもあって少しセンチメンタルな気分にもさせられた。トランペットの大らかで切ないメロディが聴こえてくると胸がいっぱいになる。でもこの曲を聴きながら篝火に染まる夜景は美しくて格別。そしていよいよ終焉が文字通り迫る彼の地でも流れていてあの頃を思うと想いがこみ上げてくる…。それでも大好きで愛おしい曲。

#05.翡翠庭園(々) ・・・ 詩情に溢れた可憐なピアノ、淑やかで柔和なストリングスによる優雅な調べ。実に心地の良い清楚な響きにはうっとり。使われた場所は会話の多さから否応なしに長く滞在する場所だったけどこの美しい音楽のお陰で快いひとときになった。

#06.初めての円舞曲(イベント) ・・・ そして運命のダンスシーン。最初こそ典雅で慎ましやかだけど段々踊りの興が乗ると共に熱を帯びていく。このひとときが終わって以降は…なので最後のまだ平穏だった頃の刹那的な盛り上がりでもあった。

#07.託されたもの(イベント) ・・・ 笛による寂しく切ない想いをアコギとヴァイオリンで暖かく抱擁してくれるかのような。いつまでも浸っていたい優しい仲間の絆の歌。言葉はいらない、この音楽だけで想いが伝わってくる。

#13.DOOMSDAY TRANCE(イベント、某獣戦) ・・・ 最初に流れたときは悲痛な双方のぶつかり合いの中で一筋の光が見える希望を感じさせられたが次にあの場面で流れたときはその希望を打ち砕くかのように悪魔が蠢き血湧き肉躍る。まさに世界が終わる間際の狂乱の宴。

#14.Spiral of Erebos(某ダンジョン) ・・・ 色々な情念が渦巻いてるかのようなサウンドでまさにそうゆうことになっていた。彼らが企もうとしていることがまさにエレボニアに渦巻く呪いにことほかならない。陶酔的なサビが幾度と繰り返されると恍惚すると同時に否応なしに渦巻くその負のスパイラルに呑まれていくかのような得も言われぬ面持ちになる。色々な意味で今作を象徴する楽曲ということになるだろう。

#16.今、成すべきこと(イベント) ・・・ 瑞々しく清涼感のある音楽に乗せてまさに今、成すべきことに向けてひたむきさに走り出す。リィンがみんなの元へ駆けるシーンの曲として印象深かったが終盤の例の場面でも使われていて…。無垢な音楽だけに余計悲しみを誘う…。

#17.巨イナル黄昏(イベント) ・・・ 大陸全土が遂に…って場面で流れた悲劇の曲だが途中から閃II『白銀の巨船』…つまりパンタグリュエルのメロディがおそらく引用されていて帝国の版図が負として広がりゆくという意味合いなんだろうか。

#19.空を見上げて -Eliot Ver.-(イベント) ・・・ あの時の音楽をエリオットが演奏。さながらふたりの想いが受け継がれたのようで嬉しくなるね。


ちなみに補足するとアリアンロード&鉄機隊戦時の曲は碧の軌跡オリジナルサウンドトラックに収録の『Unfathomed Force』原曲、ラスダンの例のボス戦曲は閃の軌跡スーパーアレンジバージョンに収録の『The Decisive Collision』のアレンジ版。サントラの評判を検索してた時にこの曲が入ってると思い込んでガッカリしてる人を何人か見掛けたので。他に本編で使われた別CD収録の曲は閃の軌跡『赤点です...』『黒銀の鋼都ルーレ』、閃の軌跡II『目覚める意志』、『Blue Destination』、閃の軌跡スーパーアレンジバージョン『聖女のアリア(原曲:聖女の城)』、零の軌跡『黒月貿易公司』ぐらいかな。

雑感

sen3_ost_3_20171122173645295.jpg

今回も前シリーズに引き続き社内メンバー制作スタッフは園田隼人氏と宇仁菅孝宏氏のふたり。ただ閃の軌跡IIとIIIの間に東京ザナドゥやイースVIIIを挟んだこともあって閃の軌跡シリーズというテイストからは少し変わったかな。それにIIの頃の奮い立たせるようなパワーや魅力が少し減退したかもしれない。それはやはり今作の展開をそのままあらわしているんだろう。音楽だけ漲るわけにもいかないので仕方がないともいえる。少し方向性が変わったのも新VII組という新機軸に合わせたからでもあるんだろう。とはいえ十分優れた楽曲揃いなのでこの方向性も支持したい。

あと激しめの曲以外、イベント、街などの曲が前シリーズよりも充実したように思う。特に目頭を熱くさせてくれた『白亜の旧都セントアーク』『紺碧の海都オルディス』を生み出してくれたのは感謝したい。そして『スタートライン』『春風駘蕩』『下校途中にパンケーキ』『可能性は無限大』は天にも昇る心地。これらの楽曲だけでもお釣りが来るほど。こちらの方向性も積極的に歓迎したい。

ブックレットはこれまで通りの素っ気なさなので今さらとやかく言わまい。ま、ブックレットにまでぎっしりと曲別解説載せてるフィリスのアトリエOSTが異常なんだよねw そしてイースVIIIに続き曲別の社外スタッフの記載無し。ファルコムの最近の流れからそうなると予想してたので別に驚きはしない。自分が知る限り空の軌跡FCの頃から書いたり書かなかったりはっきりしないクレジットポリシーだったからね。ただ社内スタッフのノンクレジットはファルコムの流儀だから仕方ないとして何故社外スタッフのクレジットもちゃんと書かないのか、書いたら何かマズいことでもあるのか、不思議ではある。

戦闘曲などリピートしてくれない問題はもう諦めざるを得ないだろう。段々自分もこれだけ曲があるとむしろリピートしなくてもいいかなと思うようになってきた。それはいいとしてイースVIIIでは適切だった曲間がまた以前のように1秒近くになってしまった。静かな曲のあとに余韻を感じることも出来ず突然激しい曲へ、またその逆も然りで雰囲気が壊れてしまうから残念。もちろんこれはDL版のみの問題でCD版では適切な曲間時間になっているんだろう。

音質に関しては一般的にサントラとしては十分問題ないレベル。ただあくまでも個人の主観の感想だが音場が広大で残響も僅かに纏わりついていてそのせいか激しい曲だと主旋律がガツンと響いてこずちょっともどかしくあったりする。もう少し締りのあるタイトな響きになっててほしかった。自分がこれまでのファルコムで一番高音質で理想的だと思っているのは東京ザナドゥと少し音質の方向性は違うが東京ザナドゥeX+のサントラ。ただあまり圧が高く尖鋭な音質だと聴き疲れするのも確か。長時間リスニングしながら聴く分にはこれぐらいの音質のほうが耳に好ましいのかもしれない。

色々書いたが上下巻合わせて【全90曲】のうち【55曲】何度も聴きたいお気に入り曲があった。今後のjdkにやや不安を残しつつもそれでもプレイ妨害するぐらい耳に残る熱かったり聴き惚れたりする楽曲ばかりなんだからさすが腐ってもjdkといったところだ。続編のIVが出るとしたら恐らく閃IIのように2枚組ボリュームとなるはず。曲数が少なくなればなるほどそれだけ閃IIのように一曲一曲に掛ける熱量が上がり社外曲も減るはずなのでjdkのさらなる飛躍を期待したい。

制作予想

以下アットウィキは自分の管理Wiki。以前おこなっていた曲別推測と遂に確定した曲別担当一覧。

関連記事
  • web拍手 by FC2
  • このエントリーをはてなブックマークに追加


コメント

    コメントの投稿

    (コメントの編集・削除時に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)


    トラックバック

    Trackback URL
    Trackbacks