今更ながらゲットしたぐるみんのサウンドトラック。プレイしたのは2009年だからもう10年近く前になる。一応プレイ日記も書いてたが見返すと文章は拙いしSSも小さいしで今となっては厳しい。プレイ自体も結構忘れちゃってるけど折角なので簡単にサントラの感想でも書いておこう。

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雑感

買ったのはゲームに特典として付いていた方のCD。当時は何故かバラで売ってくれなかったらしい。そうゆうわけでもちろん中古。出来れば後々になって単品販売されたCDを買いたかったけどもう販売していないしそちらの中古品はレアなのかやたら高くなっていたので仕方なく。軌跡シリーズやイースシリーズと負けず劣らず音楽の評判は良いんだから売り続けてくれたら還元出来るんだけどね。

今作はエレクトロポップ、ジャズ、ユーロビート、ハードコアテクノ、オーケストラ、チップチューン、などなどありとあらゆるジャンルの音楽のサンプラー的な楽曲勢揃い。いわゆるファルコム的なクサメロというよりはノリとリズムで聴かせる楽曲たちだな。昔聴いたときはとっちらかっている印象を受けて元々コミカルな曲が好きではないこともあって敬遠してたけど今はこのバラエティさが楽しくて仕方ない。

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感想

特にお気に入りの曲にはマーク。ま、好きな曲ばかりなのでおのずとマークだらけになる。

DISC1

01. ぐるぐるTonight ・・・ ぐるみんらしく主題歌はゴキゲンなナンバーで幕開け。ソウルフルなイカルス渡辺氏の歌唱が熱い。

02. オバケな日々 ・・・ タイトル画面は力強くも溌剌としたサウンドで彩る。合いの手のブラスが痛快。最後の余韻がちょっと意味深い。Aメロはパリン側のメインテーマとして色々な曲に引用されてるがこの曲がアレンジ元かは分からない。

03. あなたはだぁれ? ・・・ 名前入力画面なんてのもあった。まさにプレイヤーに問いかけてる曲名。ワルツっぽく優雅な曲調だけど後半からはオケで派手に盛り上げ待ち受ける冒険に胸を高鳴らしてくれた。

04. マイペースなオバケたち ・・・ 曲名通りマイペースで平和な雰囲気の街曲。クイーカによるウホウホって音がチャーミング。パーカッションも色彩豊か。長閑で温和なテンションなのもあのふわふわとしたキャラたちらしくもある。

05. ティース商店街のテーマ ・・・ ついつい口ずさみたくなる軽快な躍動感が気持ちいい。プレイ時に一番印象に残ってた曲だけどあれからもずっと耳に残ってたな。聴いてるだけで心ウキウキ。弾けるタムタムやスラップ気味なベースも最高。

06. 宴の館 ・・・ 陽気であっけらかんと快い。後半からは優しさと幸福感に満ちあふれまさに宴もたけなわ。

07. EURO BEAT POCO ・・・ ぐるみん流のユーロビートで颯爽とダンスフィーバー。さり気に入ってるエレキの唸りがナイスなスパイス。デカいお化けが急に踊りだしたシーンは覚えててミスマッチ過ぎてポカーンとしたなw Aメロにはこっそりとメインテーマも入ってたりする。

08. たたた大変でしゅ ・・・ 事態急変曲。明るい弾けた曲が多いからシリアスなマイナー調が映える。サビ後のベースがまた渋い。どちらが引用元か先かは分からないがBメロには『悲しき蒼穹を翔ける』も引用されていてパリンたちのこれから待ち受ける運命を暗示しているのだろうか。そういった不穏な曲だけどどこかポジティブにもさせられる爽やかさが好き。

09. オバケワールド ・・・ 最初のフィールド曲だったけど情景は失念。小気味よいリズム隊の中で左右から同じ音型で色々な音が飛び交っていく楽しい曲だけど音のチョイスが面白くて聴き飽きない。あの歪んだエレキはシタールだろうか。このふわふわした世界観らしい面白い効果。後半からのドラムの変化や淡々としたリズムも心地いい。

10. ステージクリア ・・・ 軽快に畳み掛けるイントロにこっそりメインテーマ。どことなく鳴き声に聴こえるスラップベースがユニーク。こうゆう単純な曲でも聴かせるセンスの良さ。ちなみに『那由多の軌跡』に同名曲があって新旧ステージクリア曲を聴き比べるのもまた一興。

11. 闇の霧 ・・・ おどけたようなピチカートと不穏さを醸し出す弦の刻みによりデモーニッシュな事態を表現。

12. なんだか大変!? ・・・ 脅威が迫る系。ピコピコした音と鋭いキックドラム、そしてオケによる沸き立つハーモニーが熱い。とはいえこの緩い世界観を威圧し過ぎないためか後半からは熱気を抜くようなノリがよく軽やかになる展開が嬉しい。

13. Animal Minimal ・・・ 今作の頭おかしい曲その1(褒め言葉)。エッジの効いたリズムに乗って動物たちの鳴き声があふれかえりまさに奇妙奇天烈ジャパリパーク。こんなヘンテコな曲なのにちゃんと聴ける曲として成立させる手腕とセンスが凄まじい。特に1:20からのコッケコッコーから始まり一気呵成に畳み掛けるところは実にスリリング。昔聴いたときはコミカル過ぎて拒否反応示したが今は今作で一番好きな曲のうちのひとつ。尻切れトンボな終わり方もらしくある。しかしあまり曲のジャンルには詳しくないけど少なくともミニマル曲ではないような気がするw

14. グルグル魔人でポン ・・・ ゴキゲンなブラスをバックに爽快に駆けていく。サイドでコロコロ鳴ってるマリンバみたいな音やハープの彩りも楽しい。この曲以外にも言えるが音の密度がみっちりで非常に聴き応え満点。ベースも地味にいい。陽気なだけじゃなく後半少し切なげな表情を見せたりするのもまた心惹かれる魅力。メロディを何度も繰り返するにつれて胸も熱くなる高揚感に酔いどれる。

15. 今来た道を戻れ ・・・ 一転して現実に引き戻され愁いを帯びつつ帰路へといった趣き。素朴なヴァイオリンと笛によるアンサンブルが哀愁色濃く味わい深い。弾けるパーカッションとのコントラストも聴きもの。やはりこれもベースが生き生きしていて気持ちいい。

16. 無敵の鎧は絶対破れマセ~ン! ・・・ 鎧だけにデカかったボス戦の情景は僅かに記憶あり。爽快なエレクトロポップだけど少しメランコリックな表情もあったりと深みもある。この辺のメロディは同年発売の空の軌跡FCの影響下だな。

17. マイナスイオンの静寂 ・・・ 典雅なマリンバの響きによりまさにマイナスイオンが芳醇に満ちあふれたリラクゼーション。ミステリアスで静謐な曲で終わらず後半からは勇壮さも加わり溌剌と高揚していく展開に心躍る。両得な至福感だ。

18. 秘密の密林サバイバル ・・・ こちらは茫洋とした密林の中を駆けていくイメージ。ドラムのブレイクが格好よくリズムのノリの良さが際立つけど胸に迫ってくる侘しいメロディもまた魅力的。

19. dance in the forest ・・・ スイングするように畳み掛けるシンセ、弾けるベース、飛び交うエレキ、ダンサブルなリズムなどロックンロールなグルーヴ感が最高に熱い。間奏のベースソロの格好よさにもしびれる。個人的にアップテンポな曲から選ぶとこの曲が一番好きだ。しかしこんなノリの良い曲がボス戦で流れてたら戦うどころじゃないなw

20. 虹色オバケは泳げない ・・・ ミステリアスな雰囲気の裏で忙しなく躍動するパーカッションとのコントラスト、そして切なく込み上げてくるメロディに陶酔。どことなく和風テイストなサビ前の掛け合いが楽しい。

21. sight of silence ・・・ 優美なイントロからして格別な趣き 。ジャズテイストなシンセとベースとマリンバの饗宴が楽しい。いぶし銀のサックスやアダルティなピアノもまたクール。後半から熱を帯びていく展開も堪らない。洞窟で流れる曲のようで普通こんな曲はあてがわないだろう。改めてぐるみん音楽の異色さを思い知る。

22. SAMURAI DRILL! ・・・ 引き続きジャジーにフィーバー。突き抜けるように明るいブラスサウンドが痛快。サックスやピアノも負けじとスタイリッシュに決めていき益々ボルテージは漲っていく。ファンキーなサックスソロとシックなピアノも聴きもの。その後サビを仕切り直して繰り返す構成も見事。

DISC2

23. Jun Jun - Jungle gym ・・・ イントロは情景と共に僅かに覚えてるな。結構敵が強くて嫌らしいギミックもあった記憶。曲はそれとは裏腹にパラダイス気分な爽快さ。後半のわちゃわちゃした間奏が楽しい。

24. under the sky ・・・ 確か山フィールドで猿みたいな敵が多かったところだったような。そういった敵たちが囃し立ててかのような賑々しさ。ワウワウいってるエレキが楽しい。

25. bomber girl ・・・ 頭おかしい曲その2。クリーム戦の曲らしいが覚えがあるようでない。押しの強いキックドラムがひたすら繰り返されるだけでトランス的なエクスタシー気分。楽器じゃない音もいたるところで金切り声あげててこのエキセントリックさが痛快。後半からさらにヒートアップ、オクターブ上げながら一気呵成になだれ込む展開が最高にエキサイティング。ボス戦曲でこんなのを作るなんてキマってるとしか思えないすごいネジの外れっぷりだw ほんとよくこんなすごい曲を作れるものだなと何度聴いても唸らされる。

26. おもひで ・・・ 血湧き肉躍る乱痴気騒ぎな楽曲たちの終着点。踊り疲れた身体を癒すかのように優しく耳を潤してくれる。イントロだけはゲーム中での覚えがあるな。ジャジーなピアノがお洒落だがエモーショナルなベースも味わい深い。

27. 不可思議オバケ卵 ・・・ ラスダン曲となるようでフィールドのイメージと共に少し覚えてる。壮麗なイントロから早くも滾る。Aメロのシンセのメロディには奮い立たされ例のテーマフレーズが繰り返されるところは自然と胸が熱くなる。決然としたピアノも熱い。まさにラスダン曲らしい総まとめ感のあるドラマティックな曲だ。

28. Blast of Wind ・・・ こちらは帰路曲だが行きと引けを取らないパンチの効いた曲だ。乱れ飛ぶパーカッションの中で暗から明になるように変容していくサウンドが気持ちいい。Bメロやサビのお洒落さにも魅せられる。

29. Rocky Nebula ・・・ ボス戦曲だけにイントロは威圧してくるけど主部は切ない情感が支配。やはりこの曲も小気味よく沸き立つパーカッションが熱い。

30. 復讐の賛歌 ・・・ 続いてボス戦曲はシンフォニックスタイル。王子戦とのことだがやはりストーリーは忘却。でも忘れていても曲の熱いパトスは感じることが出来るのが実りのある曲の証。雄々しく勇壮に盛り上がっていきコーラスが入ってからは特別な相手だからこその荘厳な情感。オケものとはいえ他のロック曲と引けをとらない熱いドラマティックな曲だ。

31. 呪われし厄の牙 ・・・ イントロから轟くティンパニ。さらに決然とした闘志が漲る。

32. 悲しき蒼穹を翔ける ・・・ 言わずもがなの今さら感想述べるまでもない人気曲。まず曲名からして名曲オーラ。自分的に好きなポイントはギターの裏の小気味よいコンガっぽい太鼓とうっすら女性コーラスが乗ってるかのように聴こえるサビのハーモニー。笛も被さっていて面白い効果だ。後半のエスプリに富んだ盛り上がりもまた格別。まさに才気煥発。スキのない楽曲だ。

33. やるしかないわね! ・・・ 最後はオーソドックスにオケ曲でフィニッシュ。前曲の影に隠れてしまってるけどこちらも雄々しいパトスにあふれてる。特にリピート前の畳み掛けと曲終わりが格好いい。

34. 戦い終わって日が暮れて ・・・ メインテーマを織り交ぜつつ名残惜しむかのようにしっとりと余韻を奏でていく。使われた場面は忘れたがイメージ的には夕焼けをバックに思いを馳せるパリンたちの絵が思い浮かんだ。

35. 明日はきっとみんな友達 ・・・ 爽やかだけどちょっと切なく。戦いもあったけど明日からはみんなの笑顔が戻ってくる、そんな希望にみちた曲だ。疾走するような切なさを演出するフルート、その裏で溌剌と躍動するパーカッション、という構成がこの作品らしくある。

36. いつもの場所へ ・・・ そして後ろ髪をひかれながらもゆっくりと冒険の幕が下りる。

37. Friends ・・・ 心が暖かくそして元気になれちゃう愛らしいエンディング曲。しばざきさんのにこやかに語りかけるような歌声が耳に心地いい。

38. TO MAKE THE END OF DIGGING ・・・ イースIIの『TO MAKE THE END OF BATTLE』が元になってるようだが面影はイントロぐらいであとはほぼオリジナルだな。ここでも今作テーマフレーズが活躍。Bメロ以降の勇壮な高揚感が熱い。クールダウンさせるようなピアノも快い。オケヒもセンスある人に掛かるとナイスなスパイス。

39. ティース商店街のテーマ -Vocal Ver.- ・・・ 実際にボーカルアレンジをしちゃったという遊び心が楽しい。歌ってる人はクレジットされてないけどもしかして開発スタッフだったりするんだろうかw 男性の歌声が結構キー高めだけど伸び伸びと歌ってて気持ちよさそうだ。

制作予想

以下アットウィキは自分の管理Wiki。こちらで曲別の作曲者推測をおこなっています。

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