今回で無事?クリアしたのでプレイ日記はひとまずお終い。いやぁ文字では語り尽くせないとんでもないゲームだった。間違いなくゲーム史に名を残すエポックメイキングな作品。こんなすごいゲームがたった千円ちょっとで手に入りさらに過去にフリープレイでゲットしていた人は実質タダで楽しめるんだから贅沢なものだ。プレイヤーの選択で物語が作られていく…物語はプレイヤーの数ほどある…ってのはほんと面白い。

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コナー編

アマンダの庭は冬景色。そしてアマンダとの関係も冷たく。捜査から手を引くことになったが…あぁハンクとの仲が中立に。大きく溝が開いた感じでこれはもう仲良くなれることはなさそうか…。変異体の捜査を続行するために動くがあのハンクの同僚野郎も胸くそ悪い奴だ。ハンクのパスワードは一発正解。相性はいいんだけどね。証拠のアンドロイドとしてこれまでの彼らが出てくるところはちょっと切ない…。再起動の生体部品を求めて数字を当てはめていく軽いパズルは焦ってしまうけど落ち着いて対処。ドキドキハラハラな展開で程よい難易度。パーツを取り外し良いように利用するのは申し訳ないが…。

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交わる運命

大激動の大山場へ遂に突入。遂に3人の物語がひとつの物語に収束していく。

カーラたちはローズと別れてジェリコへ。ジェリコって変異体たちが匿っている貨物船の名前からだったんだな。ここでカーラとマーカスの出会いは比較的穏便。そして遊園地でもルーカスが言いかけてたがなんと…アリスもアンドロイド、つまり変異体だった…。アリスがふたりいるような演出のせいで混乱してしまい一瞬アリスと同じタイプのアンドロイドをルーサーがアリスと思い込ませようとしているのかと思ったが。そうか、カーラもそれを知っていた、だからルーサーの二度の問いかけを遮ってあーあー聴こえない振りをしていたんだな。同じアンドロイドとして虐待されていたアリスを放ってはおけず変異体に目覚めた、お互いに愛を求めていたが故に巡り合ったんだろう。でもアリスはもう家族。そしてルーサーも。

ノースは最近出てくる度に垢抜けて美女になっていくけどこれも恋をしているからなのか。マーカスとは遂にキスをするほどに進展。アンドロイド同士のキスってどんな感情になるんだろうか。

帽子を被った兄ちゃんが出てきてここにきて新キャラなのかと思ったらあぁコナーかw 帽子被るといかにも欧米にいそうな兄ちゃんにしか見えず誰か分からんかったよ。こちらも遂にマーカスと運命の出会いをするがやはりそれぞれの気持ちを考えたらコナーに強い行動をさせることは出来ず。少し唐突かもしれないがでもその兆候は十分あったしコナー自身も自覚していたので変異体になる道を選んだ。ハンクたちを裏切ることになったが…。もちろんアマンダとの関係は決裂。正直これはミスだったかなとは思う…。やはり変異体ではないと毅然とした態度を取るべきだったかも。そのあとコナーが若干空気になったことも考えるとそのほうがドラマ的にも盛り上がったかもなぁ。

そしてハンクが目の敵にしているあの野郎が率いるFBIがジェリコへ突撃。ここから生死を分けるQTEの連続で気が休まらない。ただこうゆう時に限ってジョシュを助けるQTEが失敗して死なせてしまった。その直後のマーカスに襲いかかる敵とのQTEは全部成功したんだからやるせない。そしてあれだけ親密になったノースも…。もしかしてノースを追い越さなかったらあんな事態には?それかノースはどのみちどうしようもなかったのかもしれないが。

今回は3人分のフローチャートが一気に出て否応なしに大詰め感。マーカスとカーラ編はそれなりにフローチャートを埋めているけどコナー編がすっからかん…。やっぱりなぁ。上で書いた危惧が当たった。

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魂の夜

マーカスの元主人カールとはもう会えないかと思ってたから再会出来るのは嬉しい。あのクズ息子が改心…まぁ出来すぎな気もするが。カールがこのまま死ぬのかと思ったがまだ余命はあった。とりあえず助言を求めマーカスも踏ん切りをつけられた。「生きるとは選択をすること」、深い言葉だ。確かにそうだよなぁ…。

マーカスの宣言後再び3人の主役たちはそれぞれの道へ。言葉では相手に通じないことが分かったので収容所を攻撃してアンドロイドたちを開放する道を選んだ。いつの世も革命が運命を切り開いた。そしてこれが最期の3人の集いとなるのであった…。

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運命の分かれ道

ホワイトハウスの広報官の女性はどことなくヒラリー・クリントンっぽく見える。吹き替えで字幕では「リコールセンター」と書いているけど「コールセンター」と言っていたような?それはともかくコナーがサイバーライフタワーへ。ゲートの開け締めがいかにも未来的。実際にこうゆう開閉の仕方はどこかでありそう。サイバーライフ内は未来的な雰囲気でなんかの万博の科学館とかそんなイメージ。

カーラとアリスは最終バスに乗るためにバス停へ行くが…あれ?ルーサーは?そういや船の中で置き去りにしたかもなぁ。道すがら軍が監視しているのでQTEで見つからないよう進んでいく。これ見つかる場合もあるのかな。お、ここでルーサー発見。選択肢が出てくるがもちろんアリスのために助けよう。難しいかと思ったがレンガで殴るだけ。相手は思った以上に馬鹿だった。ただ検問所があってそのまま突破するか迂回するかの二択。多分まだ最終バスには間に合うかな迂回を選ぼうとしたがバスの出発まで残り9分、迂回すると確か12分だったか。ええいままよ!ってわけで堂々と検問所。アリスを言い訳にしたりアリスが寒そうだからと言い繕ったりしてどうにか…と思ったら「止まれ!」の声。万事休すかと焦るがアリスが落とした物を拾ってくれただけだった。結構あいつら抜けてるんじゃないかw

一方マーカスはアンドロイド解放戦線を旗揚げ。残ったアンドロイドたちを従えてバリケードを築き臨戦態勢。おかしい…。なんでこんなことに…。

コナーはエレベーター内で衛兵を倒したが大勢のアンドロイドたちが保管されているエレベーター出入り口前では敵が何人もスタンバっていて袋のネズミは必死。監視カメラを破壊する選択肢とかもあったかな…。とはいえQTEを制して脱した。というかQTEをひとつミスったけど大丈夫だった。もしかして死ぬことはない既定の展開だったのかも。で、これでアンドロイドたちを変異体に感染させれば心強い味方になるが…まさかのコナーのそっくりさんと銃を向けられて人質なハンク。おいおい…。

カーラたちは無事にバス停に着いたけど最終バスに乗るにはチケットが必要、ローズはそんなこと言ってなかったぞ…。必死で辺りを探るがとある親子がチケットを落としていきそれをカーラがすかさず拾う。慌てふためく例の家族がチケットが落ちてなかったか尋ねてきたが…万引も出来ない小心な自分はもちろん正直に差し出したよ。アリスから褒められたけどルーサーからの好感度はダウン。お前はさ…。で、結局ローズが車で迎えてくれた。逆にローズが優しすぎて怖いんだが。いつか突き出されるのではってね。

マーカスのほうはもう止められない突き上げられた拳。「攻撃」という選択肢しか出ないのがやるせない。やっぱり間違えたかな…と後悔してしまうがきっとマーカス自身は選んだ道に悔いはないはず。ここはタクティカルな戦闘シーンとなり画面に映った選択肢に応じて戦術を変えていく面白い趣向。とりあえず撃って援護要請して前進して隠れての繰り返しだけど途中からどんどんこちらの味方が死んでいき戦況は悪化。途中のグレネードを拾うべきだったか、落伍した味方を無理やり攻撃に差し向けるべきだったか…。マーカスの「ジェリコのために」がなんだか取り憑かれてるかのようでちょっと怖い。攻撃成功率は0%になり味方から嘆かれやむなく撤退。ジェリコからの信頼度は低下…。どうしてこうなった…。

コナーvsコナー。まさかこんなよくあるといえばよくあるありがちな展開になるとは。もしかしてタワー内で自分が操作していたのは偽物コナー?という疑念が湧いたがさすがにそれはなさそうか。「私がコナーです」「いいや私こそがコナーです」という滑稽なシーンだがさすがのハンクもどっちがどっちだか分からんようで自分もさっぱり分からん。とりあえず全てハンクを助ける方向で選択肢を選んでいくがハンクから「俺の息子の名前は?」と問われあのとき写真は見ていたけど名前までは…と焦ったが選択肢に鍵付きアイコンがあったので助かった。ほんとあのとき写真見ておいてよかった。もし違ったら撃たれていたのかな。もうひとりのコナーは懇願してきたが…。でももしこの撃ったコナーこそがこれまでのコナーだったら…。いつの間にかすり替わっているのだったら…と思うとゾッとする。もうひとりのコナーが最新の記憶をコピーしているのかもしれないし本当にこれまでのコナーかどうか保証は出来ないよなぁ。ハンクがアンドロイドを疎んでいる理由も分かった。結局は全てこの世が悪い。でもコナーがこんな世の中を変えてくれるかもしれない、という固い信頼関係も育まれた。そして何百体ものアンドロイドが変異体に。「さあ起きて」の大合唱が木霊。

再びカーラだがローズ一家とはここで別れて対岸へ。ただそのためにはゴムボートで凍てつくように冷たい川を渡らないといけない。ローズがボートを手配してくれた男に金を渡していてやはり罠かと疑ったが…。確執があったローズの息子アダムはこれまでの触れ合いを通じてアンドロイドへの見方を変えてくれたようだ。こうして3人でボートに乗って進ませていくがみんなで対岸に着いたら何をしようかと夢を語り合っていてもう完全にフラグ…。案の定すぐに回収。敵の包囲網にかかり銃撃される寸前だが最優先はとにかくアリスを守る、それしかない。どうにか逃れられたがカーラもルーサーも撃たれた。さらにボートに穴も…。ルーサーはここで命を落とすことに…。なんかDBの16号思い出したよ…。こうゆう巨漢で心優しいキャラには弱い。絶望的な状況だがとりあえずボートを沈めないように重い荷物を捨てていく。もうエンジンすらいらない。たださすがにルーサーは川には投げ入れられなかった。最期はカーラが決死の行動…。もうやめて、ライフはゼロよ…。Xボタンでボート進めていくけどもう駄目だとは分かっていてもとにかく一心不乱に連打するしかない…。

マーカスは完全に包囲。自害か降伏か…。潔く死を選んだ自分は実際にマーカスの立場になったらその選択が出来るだろうか。なんか終戦間近の追い込まれていたあの頃の日本を思い出したよ。ジェリコは精神的指導者を失ったが新たなアンドロイドの指導者となったのは開放者コナー。もしマーカスは死ではなく降伏を選んでいたらワンチャン、コナーたちと合流出来ることがあったのだろうか。

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デトロイトの人間は他の州へ逃げ軍隊も市民に被害が拡大しないために撤退。これはマーカスはもう少し辛抱していたら…だったかもなぁ。「惑星を共有する新たな知的種族の台頭」というセリフは近い将来ちょっと間違えたら本当に起こり得そうで警鐘的だ。デトロイトはアンドロイドの国となり運命はコナーに託された。量産型アンドロイドから功績を労われるがただもう周囲には見知ったアンドロイドたちがいない、もうジェリコのメンバーが誰ひとりとしていないのが寂しい。吹雪と相まってどこか冷たい世界。果たしてこんな道を選ぶはずだったのだろうか、思えば遠くへ来たものだ…。コナーがマーカスに代わりここで勝利宣言をすることになったが…。ここであのアマンダ。どうやらコナーはサイバーライフの傀儡として育てられていた、敢えて変異体になるよう仕向けられていた、全てはサイバーライフの利権のため、ってことなんだろうか。もちろんそんな勝手な真似はさせない、奴らの思い通りのままにはならない。ここでも自害を選んだ。死にたがりなのか自分。カムスキーが以前言っていた非常口はここで意味を成した。というか上スティック・L1・△ボタンはとても押しづらい。そして終わり…。引き金を引く間際のコナーの恐怖とも諦めともつかないなんとも言えない表情が印象深い…。

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カーラとアリスは無事に対岸に辿り着けたがカーラの命は…。喜ぶアリスと満足気なカーラの笑顔が切なくてもう泣ける…。そしてカーラは…。残されたアリスは気丈に前に進んでいくも自分は反対に一体これからアリスはひとりでどう生きていくのだろうかと悲嘆に暮れたがそうだったローズたちが対岸で待ってくれているんだった。ローズなら大丈夫だろう。アリスはこの先も生きてくれる、それだけで十分だと思わないといけないな…。

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ここであっさりとエンディングクレジットへ。3人の主人公アンドロイドは3人とも自ら死を選んだ。ある意味滅びの美学というか潔くはある。フローチャートを見ると3人それぞれにもう1枚フローチャートが用意されていてまだまだ活躍の余地はあった。それすら体験していないのだからバッドエンドに近いかもしれないがでもこれはこれで良かったのかもしれない。納得しているし満足もしている。綺麗に終わったなと思う。Detroit: Become Humanはプレイヤーの数だけストーリーがあると言われているが自分にとってはこの展開こそが「Detroit: Become Human」のストーリーだ。

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ちなみに他の主要キャラの生死は、ハンクはコナーと熱い友情を結び生存、ノースはマーカスとキスする恋仲になるもFBIとの戦いでジェリコ内で死亡、ジョシュもその時に死亡、サイモンはビル屋上で死亡、アリスはカーラと親密な家族になり生存、ルーサーも家族になるがボートで死亡。生き残ったのはハンクとアリスだけ、という結果。

そして最期の最期にあのタイトル画面でいつも出迎えてくれる女性からの呼びかけ。今回自分が織りなしたストーリーに感化され自分も心を動かされた、一体自分は何者なのか確かめたいと言ってくれた。彼女もまた変異体になったということなんだろうか。「行かせてくれますか?」と問われたがもちろん鳥かごから開放してあげよう。果たして彼女はどのような選択をされてどのように生きていくのだろうか。新たな世界で幸せに暮らしてくれることを願おう。

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改めて素晴らしいゲームだった。間違いなくここ数年で最高のゲーム。ありがとうQuantic Dream、そしてDavid Cage氏。この人は本当の天才だ。

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